アメリカの南側、カリブ海に浮かぶ日本の本州の半分、人口は約1100万人の島国です。日本人のあいだでは観光地としての知名度は高くありませんが、7月にアメリカと54年ぶりに国交回復したことで話題になりました。
我々は新婚旅行でキューバにいってきてものすごく楽しかったので、この場で紹介させていただきます。
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キューバを新婚旅行先に決めた3つの要素
「新婚旅行でキューバに行ってきたよ」と話すと、ほぼ全ての人に「なんでそこにしたの?」と聞かれます。
そうですよね、当然の疑問です。新婚旅行でどこに行くかはぼくたちも慎重に考えて考え尽くして決めたので、しっかりとした理由はあります。
他に候補地としてあがっていたのは、地中海のマルタ島、インド洋のモルディブ、カリブ海のカンクンです。
そのときに判断材料としたのが、夫婦で話し合ってきめた新婚旅行先に求める3つの要素でした。
- 海が楽しめること(そこまで泳がないけどやっぱりキレイな海が近くにほしい)
- 新婚旅行でないといけない場所(子供がいない長い休みを有効活用)
- 話題性があること(あまり日本人が行かない場所)
これらをふまえたときに、一番バランスがよかったのがキューバでした。
一つ目、海は全部の候補地がカバーしています。もちろんモルディブの方が海はずっときれいだしむしろ海しかないと言っても過言ではないくらいでしょうが、我々としては、キレイな海をみて、水際で寝転がってるだけで満足。
二つ目、ただのビーチリゾートであれば子供がいてもいけそうですし。九十九里でも沖縄でも大丈夫。東京から20時間以上かけた場所を楽しみたいと思ったら新婚で二人だけのうちかなと。
三つ目が一番の決め手です。書店でふと見た「Newsweek」がキューバ特集をしていたことが決定的でした。国交回復して、これから再度アメリカ資本が入ってくるであろうキューバ。50年代のクラシックカーや歴史的な建物もこれから急速に変化してくるであろうとレポートされていました。
キレイな海と今しか見れない風景を見にいこう、と考えてキューバに決断しました。
キューバの5つの魅力
実際に訪れて感じたキューバの魅力は以下の5つかなと思います。
旧市街の町並み・雰囲気
歴史が長いのでしょうね。石造りの町並みや建物が残っていて、それらを保存するような都市計画がしっかりあるのでしょうね。ホテルの建物もそうだし、散歩をした町もそうだし、タクシーで通り過ぎる眺めもそうだし。どこでもフォトジェニック。映画とか物語の世界に迷いこんだような気分になれて楽しいです。
安全性
危険を感じるような目には一度も合わなかったです。島自体の経済は観光業への依存が高そうですし、リゾート地として知られているくらいなので治安は良いです。もちろん、歩く時間と場所による、というのは世界各国どこにいても同じだとは思います。
日本人がほとんどいない
日本人というかアジア人の観光客がほとんどいませんでした。7日間の旅行日程のなかで、日本人の老夫婦を5~6組と中国人の家族を2~3組みかけただけでした。そのおかげで非日常感にたっぷり浸ることができました。せっかく中米までいって、いたるところで日本語や中国語が聞こえてきたら興ざめなので。
ホテルでもレストランでも日本から来たというと丁寧に歓迎してくれましたよ。ちなみに、キューバの観光客は、カナダ人が多いようです。我々もトロント乗換えでたどり着きました。そして、我々の泊まったホテルでは、おそらく仕事をもう引退したような老夫婦が8割でした。落ち着いた雰囲気でいいですよ。
きれいなビーチ
キューバにはきれいなビーチがいくつもあります。白い砂浜と透き通った水が楽しめます。10月は雨季でスコールも多かったのですが、青い海は日本人にとって非日常な景色です。
陽気な人々
キューバの一番の魅力といってもいいかも。とにかく町にはサルサミュージックと踊る人々。
社会制度は日本とは異なるし、おそらく実際の生活は色々大変な部分はあるかもしれませんが、とにかく皆さんいつも笑顔です。テンション低い私でも十分暖かく接してもらえました。この精神の健全さがいちばんのカルチャーショックだったといってもよいです。
一方でひとつだけ注意点があります。
情報が少ない
キューバはまだメジャーでないのでガイドブックがあまりないんですよね。ぼくたちは地球の歩き方のキューバ・カリブ海版を買いました。
我々はHISのツアーで旅行したので、現地のガイドさんにおすすめの観光地や行き方なんかは教えてもらえたのでよかったです。
ただ、やっぱりリゾートに行くと考えて、ホテルでゆっくりすることを前提に快適なホテルを選ぶのが大事なんじゃないかと思います。ハバナの市街地でホテル1軒、バラデロのビーチリゾートでホテル1軒と2つのホテルに滞在しました。次回以降、実際の日程とともに紹介できればと思います。
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