やあやあ、能ある鷹h氏(@noaru_takahshi)だよ。
先日、友人の結婚式が北海道であったので、ついでに登別温泉旅行に行ってきました。
そして、登別温泉といえば、クマ!クマ牧場!!
クマ牧場は登別温泉に行く人なら十中八九は行くであろう登別温泉の名所です。(ココくらいしか行くとこないから。)
クマ牧場はその名の通り“クマがいる牧場”。熊・熊・熊。クマのオンパレードなのだ!!
ちなみにクマはクマでも、主にヒグマです。
とても興味深いスポットだったので、今回はクマ牧場の素晴らしいところをメモしておきたいと思います!!
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のぼりべつクマ牧場とは
wikipedia先生によれば、
このクマ牧場(クマを中心とした動物園)は、北海道に生息している野生動物の保護と観察、研究のため1958年(昭和33年)7月17日に開園する。当初はエゾヒグマ8頭の放牧から開業した。 世界で初めてヒグマの多頭集団飼育に成功し、人工繁殖や冬ごもりの実験等と教育普及にも努める。
とのこと。この牧場が出来たのはなんと1958年!かれこれ60年近く経っている歴史あるクマ牧場なのですね。。
このクマ牧場には、ヒグマの第1牧場・第2牧場の2つの放飼場、「人のオリ」、「ユーカラの里」(アイヌコタン)、世界唯一の「ヒグマ博物館」、クッタラ湖展望台、リス村等が設置されており、その中で北海道のエゾヒグマ、ヒグマ、ツキノワグマ、エゾリス、エゾタヌキ等を放養しています。
のぼりべつクマ牧場へのアクセス

登別温泉街からロープウェイで約7分、標高550mの四方嶺通称”クマ山”山頂にあります。
温泉街からロープウェイに辿り着くまでに徒歩約5分くらいですかね。

途中廃線になったロープウェイ乗り場もありました。

ロープウェイの山麓駅の入り口には巨大なクマの剥製!テンションも急上昇!
しかし入園料は、ロープウェイ代込みではあるものの、結構お高めな 2,592円(訪問時)。
しっかり2400円+外税の数字を刻んできます。ちょっと数字を丸くしてくれた方がおつりでなくて嬉しいと思うけど。
チケット売り場では「結構な値段とるんだねえ、高齢者割引とかないの?」みたいに値段交渉を始める人も見受けられました…。
せっかくの観光なのだから、財布のひもはゆるめでストレスを感じないようにしよう。
どうやら、JR登別駅や温泉宿で割引券が購入できるらしいので、事前にチェックしておくと良いと思います!

ロープウェイ乗り場への廊下もクマ一色。クマ牧場への気分が高まる。いいウォーミングアップ。
ここでは、AKBにあやかって、NKB(N=のぼりべつ K=クマ B=牧場)なる総選挙が行われているらしい。センター熊の座を得るのもなかなか大変なんだね。。。

大きくてかわいいけど若干不気味なクマちゃんもモチベーションを高めてくれるよ。
思ったより立派なロープウェイ
全長約1300メートル、高低差約300メートル。約7分間の空中散歩になります。

(このロープウェイ込みの料金だから高くても仕方ないかぁ…)

登別温泉街が一望できます。北海道らしい壮大な風景!!

頂上に着くとクマ山神社が!!山頂は風が強く、下より気温が低いので、一応羽織るものがあった方がよいかな。
平日なので、お客さんはあまりいませんでした。
のぼりべつクマ牧場のみどころ!
それでは一つ一つのアトラクションについてご紹介します。
アヒルレースが気になる

山頂駅に着くと、クマではなくアヒルがお出迎え。

ハエを追い払うためにぶるぶる震えているアヒルがかわいすぎる…。
お客さんが集まるとアヒルレース が開催されるみたいです。
あんまり人がいなかったせいか私が行った時はレースが行われませんでした。
記念写真スポットもばっちりあるよ
アヒル小屋の前にはクマの像が!!
小熊から大熊まで4頭もいます。記念写真も係の方が対応してくれますよ♪
大迫力のオスのクマがいる第1牧場
クマ牧場には、オスのクマの第1牧場&ヒトのオリと、メスのクマの第2牧場があります。
まずは、オスのクマがいる第1牧場の方へ。

写真ではあまりクマがいないように見えるかもしれませんが、だいたいのクマは日陰で寝ていました。
エサは、アヒル小屋の隣の売店(1袋づつ100円)やヒトのオリの中にエサ自動販売機(2袋で200円)で売ってます。
たくさんの人がクマにエサをやろうと投げるも周りには10数羽のカラスが。
えいっ(餌を投げる)⇒空中でカラスGET
えいっ(餌を投げる)⇒地面に落ちる⇒クマが気付く前にカラスGET
このパターンに陥る確率が約8割くらい。ほぼカラスにエサをやっているようなもんじゃないか…。

でものっそのっそ歩くクマを見ているだけでもなんだか威厳があってカッコ良いdす、
そして第1牧場には「ニンゲンのオリ」という見所スポットがあるのです!

第1牧場の地面とほぼ同じ高さのトンネルに入って、そこから餌やりができるという施設です。入るとガラス越しに私たちが見えたのか、クマが周りに集まってきます。
なんか不思議な感覚。そしてオスグマでけえ。。怖え。。。
クマ牧場のHPには「獲物に狙われる動物のような体験もできます」とのこと。確かに…。
愛嬌たっぷりのメスのクマがいる第2牧場
こちらは、オスのクマと違い芸達者ぞろいのメスグマたちがいます。(実はオスグマは愛嬌がないし芸達者ではないらしいです。)

な、なんだこれは!!先ほどとは全然違う愛嬌っぷりだ!!
エサをもらうためにアピールしまくり。水を飲んだり、仰向けで寝ているクマも…。
まるでヌイグルミに人間が入っているような動き。餌やりをするなら断然、第2牧場がオススメ!!
クマの生態とアイヌの関わりがわかる「ヒグマ博物館」

ここは世界唯一のヒグマ専門の博物館。
各世代別の剥製やクマの起源と歴史、世界の分布図、人畜の被害状況、ヒグマの習性や生態などの資料約500点を展示しています。
エントランスは屋上から。

この屋上はクッタラ湖展望台になっており、日本屈指の透明度のクッタラ湖を望めます。

館内に入ると、盛りだくさんのクマの剥製が。大迫力のヒグマの剥製。剥製でも襲われた気になります…。

あんなに大迫力のヒグマも生まれた時はこんなに小さいっていうんだから驚き。
知らなかったヒグマの生態が知れてとても勉強になりました。
ちなみにヒグマ博物館の入り口には子グマの牧場が併設されています。

レッサーパンダくらいの大きさの子グマ。これくらいだったらすごい可愛いのに!!
アイヌの生活が追体験できるユーカリの里(アイヌコタン)
ユーカラの里は失われつつあるアイヌの貴重な文化遺産を保存し、有形無形文化財を後世に伝えるために明治初期の生活様式を忠実に再現しています。

ユーカラの里内のチセ(家)に作られた生活資料館では、アイヌ民族の貴重な生活用具を約300点展示しています。

鳴り響くムックリの音。だれも客がいない村。神隠しにあったかのような不気味な雰囲気です。。
奥にはエゾリスの家とエゾタヌキがいる檻がありました。
最後に!!
ツキノワグマの曲芸が見られるショーは残念ながら都合により中止でしたが、クマ牧場内には売店、レストランもあるので長居も可能です。
特に「クマ山食堂」では北海道名物のジンギスカンらラム肉丼を始め、アイヌ料理も作られるそうです。
個人的にはなんでかんだでたくさんのクマが見れて大満足!!入場料は高いけど、せっかく登別に来たのであれば、1度は行ってみる価値はあると思いました。
新千歳空港から1時間くらいでたどり着くので、北海道観光で迷っているいる方は、登別温泉を候補に入れてみては!!
のぼりべつクマ牧場 基本情報
【住所】北海道登別市登別温泉町224番地
【TEL】0143-84-2225
【営業期間】
入園券販売開始 | 入園券販売終了 | 営業終了 | |
07/01~09/30 | 08:00 | 16:20 | 17:00 |
04/01~06/30 10/01~01/31 |
08:30 | 15:50 | 16:30 |
02/01~03/31 | 08:30 | 15:20 | 16:00 |
【入場料】一般(大人):2,592円、一般(小人):1,296円
【アクセス】http://bearpark.jp/general_guidance/index.htm#C
【公式サイト】http://bearpark.jp/