草津よいとーこー、一度はおいで、ア、ドッコイショ。
どうもどうも、能ある鷹h氏(@noaru_takahshi)だよ。
前回、仙台から東京への18きっぷ旅行を敢行しましたが、今回は残ったチケットを使って、東京から草津温泉まで日帰り入浴ツアーを敢行しました。

東京駅から上野東京ラインを通って高崎駅、高崎駅からJR吾妻線を通って長野原草津口駅へ。

ここまで片道4時間。
往復6,040円かかるところが、青春18きっぷであれば一日乗り放題で2,370円ですから、なんと3,670円分お得ということになります。

長野草津口から草津温泉まではJRバスで25分くらい。片道700円也。
朝8時30分頃に東京を出発して、13時頃草津温泉に到着しました。

うおおーー硫黄の香り!!

潤沢な湯量じゃあーー
草津温泉には沢山の日帰り温泉がありますが、「御座之湯」、「大滝乃湯」、「西の河原露天風呂」という3つのお湯が日帰り入浴施設として有名とのこと。
今回はこの中の「大滝乃湯」「西の河原露天風呂」の2湯を巡ってきたのでご紹介したいと思います!!
どちらもそれぞれに味がある素晴らしい温泉でござったよ!
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3湯めぐりについて
それぞれの料金は、
- 西の河原露天風呂:600円
- 大滝乃湯:900円
- 御座之湯:600円
なのですが、なんとこちらの3湯、ちょっとお得な「ちょいな三湯めぐり手形」というのが用意されています。

3つの温泉を制覇したいなら是非とも「三湯めぐり手形」を購入しましょう。有効期限がないので、回りきれなかったら次回に持ち越せます。
大人500円、子供300円割引。結構お得ですね。
ただし、1日で三湯回るのは意外としんどいです。日帰り旅行の時間マネジメントの問題と草津温泉の湯質と温度に完全に体がやられるためです。
充実の設備がウリの「大滝乃湯」
湯畑から、お土産物屋さんが立ち並ぶ道を進みます。軽く道端で温泉まんじゅうなど食した後、まずは「大滝乃湯」へ

至るところに案内看板が出ているのでまず迷うことはありません。

湯畑から徒歩8分ほどで「大滝乃湯」に到着!
でけえ。。人もたくさんいます。
大滝乃湯はスーパー銭湯タイプですね。サウナにマッサージ、食事処もあれば貸切風呂も完備。
お湯も内湯に露天、さらには「合わせ湯」という38度から46度までの異なる温泉を順番に入っていくという珍しい施設もあります。
ちなみに「合わせ湯」の施設は、一つの風呂おけが小さいので2人入ると完全に密着します。恰幅の良い方と入る場合は要注意。
そして、いくら体を慣らしたからとはいえ、46度のお湯は死ぬほど熱いです。10秒持ちませんでした。あそこに長時間入っているおじいちゃんの健康が少し心配になりました。。。
西の河原露天風呂と御座之湯は600円ですが、大滝乃湯は900円。そのぶん施設が充実しています。3つ巡る時間がない方は、大滝乃湯だけで十分満足できるはずです。湯上りビールも牛乳も完備!
巨大露天風呂が楽しめる「西の河原露天風呂」
「大滝乃湯」から一旦草津温泉の中心部「湯畑」に戻り、そこから徒歩12分くらいで、「西の河原露天風呂」に到着します。

傾斜のある道を登っていきます。湯気がもくもくしていて、さながら天国、もしくは地獄のような風景。
温泉に着いた!というテンションと、あちらこちらから温泉が湧き出している風景で、徒歩を苦に思わせません。

足湯もあちこちにあるので、タオルを多めに持っていくことをオススメします。

到着しました。
西の河原露天風呂は3つの施設の中で、一番シンプルな温泉です。
シャワー施設も休憩所もなにもありません。脱衣所からいきなり温泉に入ります。ワイルドですね。
貸しタオルはありませんが、受付で「オリジナルフェイスタオル:320円、オリジナルバスタオル:1,350円」が売っています。
2015年5月30日にリニューアルオープンしたということもあって、施設はかなり綺麗。
青々とした大空と緑の山肌、真っ白な湯気。かなりワイルドで気持ち良い露天風呂を楽しめます。
ただ、草津温泉の源泉が高温だからなのか、お湯がとにかく熱いです。出たり入ったりして体温調節してください。

ちなみに女湯は高い壁に囲まれてプライバシーはばっちりカットされておりますが、男湯は一応囲いはあるものの、参道からモロ見えです。それもワイルド。
集団で温泉につかる男性の姿はさながら温泉猿のようです。
おまけ:「御座之湯」について
本当は、「御座之湯」にも行きたかったんですが、熱いお湯にすっかり疲弊してしまい、断念。。。

「御座之湯」は湯畑に面して作られており、昔ながらの建物を再現した外観。
帰りのバスターミナルに近いので、ギリギリまで温泉を楽しみたい人にオススメ。
ホームページを見る限り、内装もとてもきれいですねえ。
お風呂も「湯畑温泉」と「万代温泉」の2種類の源泉を楽しめるとのこと。一番昔ながらの「銭湯」らしい温泉かもしれませんね。

ちなみに草津には無料の公衆温泉も多数あります。入ってみたかったですね。
最後に!!
草津温泉は基本「熱い」ので、日帰りで3湯巡ると結構クラクラきます。
帰りのバス、電車では完全に精魂尽き果ててました。。せっかく買ったお土産の梅酒をバスに置き忘れるという失態も。。。
しかしながら、
お医者様でも 草津の湯でも
恋の病は(コリャ)
治りゃせぬよ(チョイナチョイナ)
と歌にもあるとおり、何にでも効くのが草津温泉のお湯。強めの酸性による強い殺菌効果が特徴で、「皮膚の湯」とも呼ばれます。かなりお肌がつるつるになりますよ!
ただし長時間入浴すると皮膚にある良い細菌まですべて死滅してしまうので入りすぎに注意することが必要です。一回の入浴時間は3分、1日3回までが理想だそうです。
皆さんも是非、青春18きっぷを使って楽しい温泉旅行を楽しみましょう!