やあやあ、桜の季節はテンションのあがる鷹h氏(@noaru_takahshi)だよ。
以前から美しい景色が見れると気になっていた花見山公園。
4月頭が満開というウワサを聞きつけ、ドライブしてきました。
まさに桃源郷と呼ぶべき素敵な風景が広がっていたので、今回は花見山公園をレポートします!!
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花見山公園の概要
花見山公園は普通のお花見する公園とはちょっと毛色が違います。それは以下の特徴があるためです。
私有地
花見山観光振興協議会公式ページによれば、この公園の歴史は長く、
「花見山公園」は、昭和10年ごろから初代園主・阿部伊勢次郎氏と長男の二代・一郎氏が阿部家で所有する山の開墾を始め、出荷用の花卉(かき)生産のためにウメやサクラなどの様々な花木を植えたことから始まります。
父 子二代で山を切り開いて丹精を込めて木を植え続け、やがてかつての雑木林は色とりどりの花の山に。「この美しい花々を多くの人に見てもらいたい」との思い から、花木畑に散策路を整備し、昭和34年に「花見山公園」と名づけて一般への開放を始めました。以来、今日まで50年以上にわたり福島市民をはじめ、県 外から多くの人が花を愛でるために来訪するようになりました。
とのこと。阿部家の寛容な気持ちがこのような素晴らしい場所を生み出しているのですね。
善意による無料開放のため、観光地化した現在も私有地です。花見でよくみられる宴会は禁止されています。
多様な樹種
花見で有名な場所は大抵の場合、桜が大量に植えられている場合が多いですが、花見山公園はたくさんの樹種が百花繚乱に咲き乱れています。
地区一帯では、花木を中心とした花卉園芸が盛んです。
しかし、特定樹種のモノカルチャーとすると、繁忙期に家族でまかなえないほど多くの人手が必要になったり、年により豊作不作の収量変動を受けたり、売れ筋の変化による価格変動を受けたりすることになります。
この地区では人件費削減と収入安定のため、収穫時期が異なる複数の樹種を栽培しており、結果的に多様な花が咲き誇る独特の風景を生むことになりました。
丘陵地
この花見山公園の風景は丘陵地であるところもポイントです。
個々の花木への日照時間が多くなるよう、花卉園芸は傾斜地である丘陵地中腹において行われ、また、個々の花木が重ならないよう少しずつずらして植えられています。
このため、花見シーズンの頃は視野全体に花が広がり、個々の花木の樹形も手伝って、花の密集度が非常に高い風景が生まれました。
また、丘陵地にあるため、春の晴れた日には、坂の途上で雪を頂く吾妻連峰や吾妻小富士の雪うさぎが遠くに眺められる点も魅力の一つになっています。
花見山公園へのアクセス
仙台から大体車で1時間。福島飯坂ICで高速を降ります。
ICからは時折バイパスに看板が出ているので、迷わずにたどり着けます。
花見シーズンの4月は、花見山公園周辺が7:00-17:00の時間帯で一般車両の乗り入れが規制されるので要注意。休日には近隣の学校の校庭などが臨時駐車場となるので現地の係員の方に従って駐車してください。
当日は悪天候にも関わらず、大量の観光客がいました。
我々は、河川敷の臨時駐車場に停めて、シャトルバスで公園に向かいました。
大体シャトルバスで15分程度かな。シャトルバスは満員でした。
バスを降りると、そこには一面に花畑が広がっています。
花見山公園の様子をレポート!
おお!遠くの山々にピンク色のグラデーションが。さながら水彩画のよう。
みなさん商魂たくましく、気さくに声をかけてくれます。
よくみると桜以外の木々も赤、黄、黄緑、緑、白とたくさんの花やつぼみをつけており、どこからみても美しい。あきません。

水も滴るよいう景色だ!!
最後に!!
以上、花見山公園の様子をメモしました。
予想以上に感動的な景色が広がっており、とても満足度の高い場所でした。
花見っていうとだいたい花より団子になってしまいがちですが、こうやってウォーキング型で花を見るのも楽しいと思いますよ。
福島までお越しの際は是非!!!