やあやあ、能ある鷹h氏(@noaru_takahshi)だよ。
ゴールデンウィークを利用して台湾旅行に行ってきました。
今回は、日本の有名建築家・安藤忠雄氏が台湾で初めて設計したアジア現代美術館(亞洲現代美術館)。
三角形をコンセプトに設計がなされ、安藤忠雄らしさを凝縮した素晴らしい建築物だったので、行き方や現地の状況をメモしておきたいと思います!
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「亞洲現代美術館」の概要

「亞洲現代美術館」は、台中にある亜洲大学の敷地内にあり、大学の副校長の指揮の下、6年半の歳月をかけ2013年に完成しました。
この美術館は台湾初の安藤建築で大学キャンパスに設置される安藤美術館としても世界で初めてです。

広大な敷地面積を贅沢に使ったこの建物は、それ自体がひとつのアート。打ちっぱなしコンクリートと三角形構造が前面に出ていて、安藤建築らしさを感じさせます。
実際に行ってきた様子をレポート
以下、2016年5月現在の現地の様子をメモしておきます。
台中駅からのルート
台中駅から南に15kmくらいの場所にあります。
「台中火車站」から100系統のバスに乗り、「王厝」で下車して徒歩3分で到着です。
タクシーでも30〜40分で到着するので、複数人で移動する場合はタクシーの方がお金もそれほど変わらないし楽かもしれません。
いたるところに三角形が!!

三角形のヴォリュームがずれながら3層に重なっている構成です。
建物の外周にはトラス状の構造体が巡り、中心部は三角形の壁がコアを構成しています。

庭にはロダンの彫刻が置いてあります。

前庭の三角形の通路。奥の大学講堂もカッコ良いです。
以下内観写真です。

エントランスから2階への階段。鋭角が多く見受けられます。2階以上は入場料が必要です。

展示空間はとても広々としています。写真左側はコンクリート壁、右側はガラス張りとなっており、メリハリが効いていますね。

1階にはギフトショップ、コーヒーショップ、安藤忠雄の作品パネルなどがあり、こちらは無料で見学できます。

三角形の「安藤講堂」。教会のような緊張感があります。

併設のカフェも鋭角です。

カフェのワッフルは甘さ控えめでとっても美味しい!
亜州大学構内も素敵!



緑が多くて、公園のような雰囲気。学生にも活気があって素敵な大学ライフが送れそうです。
最後に!!
安藤建築の特徴の一つである、打ち放しコンクリートの精度は高いと感じました。施工が難しそうな収まりも多く、台湾の技術者の腕は素晴らしいと思います。
中の展示は季節ごとに変わるそうです。
安藤建築ファンの方も、そうでない方も満足できる建築だと思いますので、台中に来た際は、アジア現代美術館に行ってみるといいかもしれません!!
【名称】 亞洲現代美術館
【住所】 台灣台中市霧峰區柳豐路500號
【電話】 (04) 2332-3456 # 6468
【開館】 火~金、日 09:30∼17:00、土 11:00∼18:00、月曜休館
【入場料】 100元
【公式サイト】 http://asiamodern.asia.edu.tw/
三角の角度がうまくいている。パイパイがよくきいている。
目線で波打ちしてなかった。釘が伝目に位置がそろている。 コンクリートに粒が少ない。