やあやあ、能ある鷹h氏(@noaru_takahshi)だよ。当ブログの記事をお読みいただきありがとうございます。
子供が生まれてから欲しい欲しいと思いつつ、なかなか手が出せなかった新しいカメラ。
ついに購入してしまいました。

じゃじゃん。こいつです。X-T20。
まだ届いて二日目ですが、軽い!明るい!かっこいい!
今回のカメラ選び、迷い迷って、ようやくこのカメラに辿り着いたのですが、せっかくなので、このカメラの購入に至った経緯をメモしておこうと思います。カメラ選びに悩める方の参考になれば幸いです。
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なぜ新しいカメラが欲しいのか。
別に一眼レフカメラを持っていないわけではないんです。
これまで2年以上中古の『Nikon D5100』を使用してきました。

はじめて買った一眼レフということもあり、写真の明るさやきれいなボケ、F値やシャッタースピードをいじりながらの撮影など、一眼の楽しさをたくさん教えてもらえました。
しかし、ふつふつとわきあがる不満。
デカい、重い
これ。いや、子供が生まれるまではD5100でよかったんです。
D5000シリーズは、APS-Cのセンサーということもあり、一眼レフカメラの中では軽いし小さい。
私は基本、単焦点レンズしか使用しないので、レンズもコンパクト。
バリアングル液晶も便利だし、なによりシャッター音がかわいくて好きでした。
しかし、子供が生まれてからというもの、休日に出かけても夫婦どちらかが子供を抱っこしたり、ベビーカーを動かさなければいけません。
D5100をリュックに忍ばせていてもなかなか取り出す機会がない。しかもリュックの中でも結構場所を取るので、旅行にも持って行きにくい。
そんなわけで、結局、写真を撮るのも動画を撮るのもついついiPhone7 plusになってしまったのでした。。。(このブログの写真も7割以上はiphoneの写真なのではないかと思います。)
やっぱり気楽に撮れるのが一番だよね。
でもせっかくだから子供との思い出をおしゃれに残したいし、ブログの写真をきれいに撮りたいし、一眼で設定をいじりながら撮影するわくわく感も楽しみたい。
この贅沢な欲求を実現するためには「新しいカメラを買う」。これ以外の選択肢はありませんでした。
どのカメラを買うのか。
「カメラ欲しい」と思っても世界には死ぬほどたくさんの種類のカメラが存在します。
センサーサイズ、大きさ、重さ、色、形、機能、レンズなどメーカーと機種によってその組み合わせは無限大。
家電量販店に行ってもその種類の多さにただただ途方に暮れる毎日。それぞれのカメラを触るたびに「あっこの機能便利だな」「このシャッター音素敵だな」なんて目移りし続けていたのでした。
そんな主旨ブレまくりのカメラ選びでしたが、最終的には二つの条件を重視して選ぶことにしました。
それは軽い(=気軽に持ち出せる)ということ、そしてきれいに撮れる(=初心者でも満足度の高い写真が撮れる)ということ。
それ以外に、せっかく買うならフルサイズにも興味あるなあとか、動画もきれいに撮れたらいいなあとか、カメラ自体のデザインもかっこいいのがいいなあとかかなり邪な気持ちもありましたが、こちらはあくまで副次的な願望として切り離すことにしました。
第一候補は『SONY α7 II』だった。

ソニーの名作ミラーレス一眼カメラであるα7シリーズ。
詳細なスペックは公式サイト及び価格.comを見てもらえれば大体分かるかと思うんですけど、
惹かれた点は以下の2点。
- 撮れる写真がカッコ良い
- 軽い(他のフルサイズ機と比べて)
α7シリーズを使っている方の写真を見るとその解像度の高さにいつもハッとさせられます。くっきりしていて色もシックだし、ほんとにイケてる写真ばかりです。
せっかく新たに購入するならフルサイズの素晴らしさを実感したいという気持ちもありました。
しかし、購入に至らなかった点として以下の懸念がありました。
- やっぱり重い、デカい
- レンズが高い
実物を何回も持って試してみたんですが、やっぱりちょっと重いんですよね。ぎっしり詰まっていて密度があるというか、サイズはコンパクトでも結構重い。
あとはこれは変更可能なのかもしれませんが、どうもシャッター音がしっくりきませんでした。どうでもいいと思われがちですが、意外とこの音の心地よさによってシャッターの爽快さが増すと思うので、このフィーリングは大事にしたいと考えました。
第二候補は『FUJIFILM X-E3』だった。

2017年の9月に発売された富士フィルムの最新機種であるX-E3。
見た目のミニマルなデザインもさることながら、
- 圧倒的軽さ(約337g)
- コンパクトさ(幅121.3mmX高さ73.9mmX奥行き42.7mm)
- 写真の色味
に惹かれました。
ミドルクラスとはいえ、フジフィルムのフラグシップ機の『X-pro2』や『X-T20』と同じ画像処理エンジンと画質が撮影できるという点も魅力的でした。センサーはフルサイズではないけれど、フルサイズで撮ることよりもまずはシャッターを切る回数を増やしたいというのが私の思いでした。
その点、X-E3の圧倒的軽さとAPS-Cの中では高画質な機能はとても魅力的なのでした。
もちろん軽さと美しさの両立という点ではSONYのα6500なども考えたのですが、レンズのラインアップでフジの方がより楽しそうと判断。
X-E3はそんな私の要求に全て応えてくれているような機種でしたが、某カメラ店で試用している中で結局どうしても違和感を感じ、最終的には横に置いてあった『X-T20』を購入していたのでした。
結局購入したのは『X-T20』だった。

X-T20の何がいいって言われると、正直機能はほとんどX-E3と変わりません。
でも、触ってみて「なんかいい!」と感じたんですよね。
X-E3はミニマルな外観を追及したためにX-E20と比べてなんだかつるんとしてるんですよね。左側のダイヤルがなくなっていたり、液晶もチルト型じゃなかったり。
一番違和感があったのは、ファインダーが一番左側についていることでした。私は左目でファインダーを覗くので、鼻がちょうど液晶部分にヒットするんですよね。(逆に右目で覗いた場合は障害物がないのでとても快適かもしれません。)

それ以外にもタッチパネルでAFが調整できる点や、レトロカメラっぽいおもちゃ感、電池の持ち、評判のいいレンズ群なんかも惹かれるポイントでした。
それで、そこまでミニマルを追求しなくてもいいかな、という結論に至りました。
ちなみにX-T20の上位機種であるX-T2も検討したのですが、X-T2(撮影時質量約507g)はX-T20(撮影時質量約383g)より130g程度重いというところと、フルオートでの撮影が不可ということで断念しました。
設定をいじらずとも上手に撮影出来るモードがあった方が気軽に撮影できるかなと考えました。
一緒に購入したもの
購入したのは中古のX-T20ズームレンズキットです。ズームレンズはあんまり使わないと思っているのですが、これしか中古で売っていなかったのでこちらを購入。
以下、X-T20と一緒に購入したものです。
液晶ガラス

やっぱり液晶を保護するためには大事です。
革製のボディケース
なんだかグリップがしやすくなった気がします。
革製のストラップ
首にかけないと不安だよね。
Touit 2.8/12 レンズ

カールツァイスの広角レンズです。広角でたくさん風景や建築写真を撮りたいと思い中古を購入。大切に使おう。
フジノンレンズ XF35mmF1.4 R

大変評判のいい明るいレンズ。軽いし、たくさんボケるのでこいつでたくさん子供の写真を撮ろう。
最後に!!
以上、興奮冷めやらぬ感じでカメラを新調した話を書いてみました。
やっぱり新しい道具が手に入ると嬉しい。新しい仲間が出来たみたい。
よーし、お父さん、これからはiPhone7だけじゃなくて、たくさんX-T20で写真撮っちゃうぞー。
よろしく、X-T20!!
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