極寒で裸になることに意味がある!北海道・東北地方の奇祭・裸祭り8選

やあやあ、能ある鷹h氏(@noaru_takahshi)だよ。

最近寒いですね。特に北海道や東北地方の冬は気温も低いし、雪も降るので辛いことが多いです。

そんな東北地方といえば夏祭りが有名ですよね。青森ねぶた祭り、秋田竿燈まつり、仙台七夕祭り・・・。

しかし!!実は東北地方で本当にすごいのは冬のお祭りなのです!

東北に住んでいると、“奇祭”と呼ばれる行事が多く残っていることに気が付きます。

私もいくつか冬のお祭りには参加しましたが、なんともエクストリームなものが多い!!

今回は東北地方に伝わる「奇祭・裸祭」について、どのくらいの種類があるのか気になったので、調べてみたいと思います。



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東北地方の奇祭10選!!

個人的にスゴイなと思った順にご紹介します。

1.黒石寺蘇民祭(岩手県奥州市)

黒石寺蘇民祭は結構な知名度を誇るのでご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

写真見るだけでもヤバい感じですが、夜中に下帯だけの男達が闊歩する光景。痺れます。

蘇民祭(そみんさい)は、岩手県を中心に日本各地に伝わる裸祭りである。1000年以上の歴史を持つと言われる。岩手県内では毎年1月から3月にかけて複数の蘇民祭が行われ、岩手の蘇民祭の名称で国の選択無形民俗文化財として選択されている。その中で最も著名なものは日本三大奇祭ないし日本三大裸祭りの一つに数えられることもある奥州市の黒石寺蘇民祭である。

当日は以下のような儀式が行われるそうです。

参加者である男子は祭の1週間前から精進潔斎に務めなければならず、肉・魚・ニラやニンニクのような臭いの強い食物、或いはそれらを調理した火を通した食物を口にすることが禁じられる。

午後10時に鳴らされる梵鐘の音を合図に祭が始まる。浄飯米(おはんねり)を持った祈願者の男女が水垢離(みずごり)をした後「ジャッソー、ジョヤサ」(邪(ジャ)を正(ソ)すの略)と掛け声を発しながら本堂を三巡し、五穀豊穣を始めとする幸福を祈願する。

午後11時30分より、全裸に下帯のみを身に付けた男たちが行列を為して福物の柴燈木(ひたき)と呼ばれる松明を掲げながら行進。午前2時、本堂で数え7歳の男児2人が扮する鬼子が本堂に入り福物の餅を境内にまいた後、再び境内に戻る。

午前5時、鬼子が本堂に再び入った後「袋出し」の男5〜6名が「蘇民袋」と呼ばれる麻袋を抱えて現れる。全裸の親方が小刀で蘇民袋を切り裂き、福物の小間木(こまき)を境内の男女が拾う一方で柴燈木登りに参加した男たちは引き裂かれた蘇民袋を激しく奪い合う。最終的に、蘇民袋の首にいちばん近い部分を持っていた者がその年の取主(とりぬし)となり、その年は東西どちらの土地が豊作となるかが決まる。

地元住民以外でも当日、境内で届け出れば参加は可能とのことです。(但し、前述の精進潔斎を厳守し、宗教行事であることを心得て参加すること。)

一切の衣服を着用しない全裸で行われていたお祭りでしたが、全国からストリーキング的な人が集まるようになってしまったそうで、近年では下帯着用が必須になりました。

平成28年の動画です。とにかく寒そう…。

そして、後半にかけてどんどん熱量が上がっていく様子がよくわかります。

2.水神社初丑祭裸参り(秋田県湯沢市)

秋田県湯沢市岩崎地区に約400年前から伝わる奇祭。旧暦11月の初丑の日に開催されます。えびす俵を奉納し、水難よけや五穀豊穣を祈願する裸参りです。

岩崎の能恵姫(のえひめ)が川を舟で渡って嫁ぐ途中、龍神にさらわれた悲話伝説に由来し、能恵姫の命日とされる旧暦11月の初めの丑の日が例祭日となっています。

当日は裸男衆が威勢よく俵奉納しその後、餅やミカンが参観者の皆さんにまかれます。あわせて岩崎能恵姫竜神太鼓の勇壮な演奏もあります。

裸に下帯と白足袋、鉢巻か頬被りだけで、神前で揉み合いをしてえびす俵とむら札を奉納します。古くから田作りや酒造りの水に、この地域の人が多く関わってきたことから水神社を大事にしてきたそうです。

男たちが俵を担ぐ姿がなんとも凛々しいですね。これぞ漢の祭りです!!

3.大崎八幡宮松焚祭裸参り(宮城県仙台市)

小正月1月15日頃に、仙台の各地域で行われる冬のお祭り「どんと祭」。

特に、大崎八幡宮で開催される松焚祭は規模も一番大きく見どころ一杯です!

裸参りについては、

仙台藩内に来て日本酒の醸造をしていた南部杜氏が、醸造安全・吟醸祈願のために参拝したのが始まりとされる。

白鉢巻・白さらしを巻き、白足袋・わらじの装束に身を包み、氷水で水垢離をした後、神に息かけないためとして「含み紙」と呼ばれる紙を口にくわえたまま、右手には鐘を、左手に提灯を持って徒歩で参拝し、御神火を渡り、火にあたる。

低温の中での裸参りは健康を害する可能性があるため、参加団体では裸参り前に健康診断を行う例も見られる。また、女性は1枚羽織ることが許されている。暖かい国から来た外国人留学生の場合も、服装の規定はゆるい。

例年100団体前後(計2500人程度)が参加しており、仙台市内各地から徒歩で数時間かけて参拝する団体も多い。そのため、14日の午後は、一番町や中央通りなどの中心部商店街を歩いている裸参りの列を多数目撃する。

実は私、これまでに3回参加しております。。。

見る分には楽しいんですけど、裸でお参りする方は本当にしんどいです。。。

エクストリーム度でいえば、他のお祭りよりも低めですが、参加人数を考えるとなかなか圧巻の行事です。

このお祭りの防寒対策については以下の記事にまとめましたので、参加予定の方は要チェック!

どんと祭裸参り@大崎八幡宮に参加!注意すべき防寒対策をお伝えします!!

2015.01.16

4.やや祭り(山形県庄内町)

東北の奇祭として全国的にも知られる小正月の風物詩である「やや祭り」。

やや祭り(ややまつり)は、山形県東田川郡庄内町千河原(ちがわら)地区に伝わる裸祭り。地区の八幡神社で行われる。 地区の少年たちが、上半身は裸、下半身にケンダイと呼ばれる腰蓑をつけた姿で参加する。

厳寒の1月中旬に庄内町千河原地区で古くから行われてきた祭りで、安産と無病息災・身体堅固を祈願します。素裸にケンダイと呼ばれるワラで作った腰ミノをつけただけの5〜14歳の男児が、みそぎ台の上で冷水を浴び、行列をなして集落内を一周した後、神社にお参りします。

祭りはまず、5歳~15歳の少年たちによるみそぎから始まる。少年たちは、一人ずつ、神社に作られた舞台中央に立ち、両手を頭上に挙げて静止する。その両肩に、白装束の大人二名が前日より汲みおかれた手桶の水をそれぞれかける。時に雪が降る極寒のなか(気温が氷点下になる年も多い)、冷たい水をかけられながらも少年たちは必死に耐える。その姿に見物人からはさかんな拍手がおくられる。 その後、今度は高校生による「お百度参り」が行われる。 神社本殿と鳥居との間を数名の高校生が往復し、祈願を行う。

ひええ、庄内地方の子供達はとても大変ですね。。。でも打たれ強い子に育ちそうです。

5.木古内町寒中みそぎ祭り(北海道木古内町)

さすがに北海道まで行ったら寒すぎて裸にはなれないでしょ、とお思いのあなた!

北海道にもエクストリームな裸祭りがあります。

木古内町寒中みそぎ祭り(きこないちょうかんちゅうみそぎまつり)は、北海道上磯郡木古内町で行われる祭りの名称。毎年1月中旬に行われ、ふんどし姿の若者が極寒の海へ入水し、豊作や豊漁を祈願する祭りである。19世紀から続く祭りで、木古内町に1600年代から建つ佐女川神社に伝わる伝統行事。

毎年佐女川神社の境内とみそぎ浜で行われる祭りで、通例1月13日から15日の期間行われる。 初日(参籠報告祭と呼ばれる)となる13日には、4名の「行修者」が神社の境内に籠もり冷水を浴びる「水ごり」の修行をする。行修者たちは立ち膝で腕組みをし、背中に打ちつけられる冷水を耐え忍ぶ。神社前のみそぎで使用される冷水は真水で、木製の桶が用いられる。

15日にはみそぎ浜まで主催者・関係者による「みそぎ行列」が行われ、4名の行修者も参列。海上には数隻の船が浮かぶ。行修者は白い装束に包まれた、それぞれ4体の御神体を抱いたまま海へ沐浴(海水みそぎ)、互いに海水を掛け合うなどし、みそぎを終える。その後は行列に参列した一行とともに神社へともどり、無事に御神体を潔め終えたことを報告、これを「本祭」として祭りは終了となる。

寒中みそぎ…。精神力が必要ですね。凡人には出来ない所業です。。。

ちなみに、「寒中みそぎ」とともに開催される「寒中みそぎフェスティバル」では、町の特産品などを販売する「みそぎ物産フェア」や町の味覚が凝縮した鍋などを格安で食べることができる「みそぎグルメフェア」をはじめ、様々なイベントが開催されます。

どんなイベントにも「みそぎ」の名がついており、若干の狂気を感じます。。笑

6.坂下初市大俵引き(福島県会津坂下町)

毎年、1月の第2土曜に、福島県会津美里町にて行われる会津の奇祭「高田大俵引き」。今から400年程前の蒲生時代に始まった行事です。

下帯一本の男衆が大俵を中心に紅白に別れ、新たな年での開運と五穀豊穣を願いながら、大綱を引き合います。直径3m、高さ5m、重さに至っては3tにも及ぶ大俵を引き合い、その年の米相場を占うものです。

商工関係者の赤組が勝つと商売繁盛、農業関係者の白組が勝つと豊作になると伝えられていることから、真剣勝負そのもの。3本勝負により決せられ、年始早々、観衆の勝負の行方を見守ります。

このお祭りは一般客でも参加可能。大俵の引き子、神輿担ぎ手の引き子・俵神輿担ぎ手となって、会津の伝統の懐深くに触れてみるも素敵です。

7.常盤八幡宮年縄奉納(青森県藤崎町)

青森県にもあります。裸参り。

毎年元日の朝に行われる、新年の五穀豊穣や家内安全を祈願する常盤地区に伝わる伝統行事です。

長さ4.4メートル、幅2.3メートル、重さ400キロもある巨大な年縄(としな)を常盤八幡宮に奉納します。

厳寒の中、水ごりをして身を清めた締め込み一本姿の男衆が、巨大な年縄や福俵を肩にかつぎ「サイギ、サイギ、ドウコウサイギ」の掛け声を町内に響かせながら、常盤八幡宮を目指します。

この神聖な行事は、寛文4年(1664年)から続くとされ、350年以上の歴史を誇ります。

冬の雪積もる最中に裸になる行事大過ぎ!お清めに水をかぶるのも辛そうです。。。

8.七日堂裸まいり(福島県柳津町)

福島県会津地方の柳津町では、毎年1月7日の夜を迎えると赤々とかがり火が焚かれ、「七日堂裸詣り」が行われます。

七日堂裸まいり(なのかどうはだかまいり)は、福島県河沼郡柳津町で行われる裸祭りである。

毎年1月7日の午後8時半に、下帯姿の男性が円蔵寺本堂の麻縄によじのぼり、大鰐口を目指す。

一年の幸福と無病息災を祈願する祭りである。一般の参加も可能である。

大鐘の音が鳴り響く中、褌姿の男衆が極寒の街を駆け抜け、競い合うようにして菊光堂を目指し、113段の石段を一気に駆け上がります。

威勢良く争う事によって今年一年の無病息災、祈願成就、福を招くといわれています。

この奇祭、千数百年余りの歴史を持つ、とても伝統的なもの。大人から子どもまで、男性であれば誰でも参加できるとあって、全国各地から例年多くの参加者が訪れます。

裸の男達が上へ上への登っていく姿は、さながら「蜘蛛の糸」。他の裸参りと比べてもとてもエキサイティングです。

最後に!!

以上、東北に伝わる奇祭をご紹介しました。

いやあ、結構ありましたね。裸祭り。どれもクレイジーな内容でしたが。。。

なんだろう、北方の人って寒いのに裸になるの好きなのかな。。。

きっと非日常のイベントにするためには「寒い中で裸」が一番てっとり早いのでしょうね。

一般参加可能なお祭りも多数ありましたので、みなさんも是非一度参加しては。人生観が変わるかもしれませんよ!

以上、現場からお伝えしました!


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鷹h氏 (@noaru_takahshi) の戯言

鷹h氏
どんと祭裸参りはもう卒業したいです。。。寒すぎです。。。

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