やあやあ、能ある鷹h氏(@noaru_takahshi)だよ。
もが・ピンキーが加入して現在の6人体制となってから5周年を迎えるでんぱ組.incがメモリアルイヤーに放つ4thアルバム「GOGODEMPA」が!ついに!発売されました!
前作「WWDD」の発売から、立て続けに新曲を発表しながら、精力的に全国ツアーを続けてきたでんぱ組。
今回アルバムに収録された15曲のうち、アルバムで初めて聴く作品は5曲ですが、それぞれ1回聴いた時点での私の感想は、良い意味であんまり今までのでんぱ組っぽくないかな、と。
というのも、これまで発表してきた新曲も、前作までの枠に全く捉われない新たなジャンルを次々と取り入れており、その”新鮮さ”こそが今回のアルバムの良さで、まさにでんぱ組の新ステージという魅力が詰まったアルバムだったと感じました!
今回は新曲中心にこのアルバムの感想をメモしておこうと思います!
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『GOGODEMPA』全曲感想!
1.「GOGO DEMPA」
作曲:浅野尚志 編曲:浅野尚志
前々作「WORLD WIDE DEMPA」、前作「WWDD」とは異なり、大人で和風なオープニング。
歌舞伎の音が多様されており、なんとなく逆転裁判のトノサマンを思い出しました。
2.「破! to the Future」
作詞:前山田健一 作曲:Tom-H@ck 編曲:Tom-H@ck
ピアノの旋律が大人なでんぱ組の始まりを連想させます。曲はマジカッコ良い。

3.「ファンファーレは僕らのために」
作詞:浅野尚志 作曲:浅野尚志 編曲:浅野尚志
でんぱの新生活応援ソング!一歩踏み出す勇気をそっと後押ししてくれる名曲です。

4.「惑星★聖歌 ~Planet Anthem~」
作詞:ジェーン・スー 作曲:三好啓太 編曲:三好啓太
すごいオシャレ!ジャンル的にはEDM、テクノポップ曲ですね。
Perfumeのようでいて、でんぱらしさが出ているのは、そこまで声が機械音っぽくないからかな。
ねむきゅんとえいたそのパートがカッコ良いと思いました。
振り付けもカッコ良さそう。気になる!
5.「STAR☆ットしちゃうぜ春だしね」
作詞:畑 亜貴 作曲:玉屋2060% 編曲:玉屋2060%
惑星を旅した後には春の牧場曲。青草の香りが漂ってくるかのような爽やかさ。

6.「アキハバライフ♪」
作詞:田村歩美 作曲:田村歩美 編曲:田村歩美
この明るく軽快なテンポはソフマップの店内BGMのオマージュだよね?
秋葉原のテーマソングにピッタリだ! 楽しいー!!(楽しいー!!)
7.「おつかれサマー! 」
作詞:北川悠仁・前山田健一 作曲:北川悠仁・前山田健一 編曲:Tom-H@ck
ゆずの北川悠仁×ヒャダインによる夏曲。あんまりでんぱ曲らしくないのでは。。と物議を醸し出した本曲。
改めて聞くとだんだん耳も慣れてきて、こういう曲もありなのかなと思い始めてきました。タオル回すのも楽しいしね!!
8.「永久ゾンビーナ」
作詞:森若香織 作曲:Taiyo Doki(LILI LIMIT) 編曲:CHRYSANTHEMUM BRIDGE
でんぱのハロウィン曲!いよいよ秋に突入です。
ZomZomZoZomZomZomZoZomZomZomZomZoZomZom ゾンビーナ!
こういうワチャワチャした曲を聞くと安心しますね!
9.「アンサンブルは手のひらに」
作詞:Cozy(Laika Came Back) 作曲:Cozy(Laika Came Back) 編曲:村田陽一
オシャレでダークでジャジーな感じがなんか80年代のアニメエンディングっぽい。
サビは明るいんだけど落ち着いたオサレジャズ……こういう曲をでんぱ組が歌うと渋くなりすぎずバランスがとれてますね。古くて新しいです。
永久ゾンビーナからの流れもパーフェクト。
10.「きっと、きっとね。」
作詞:NOBE 作曲:中村瑛彦 編曲:飛内将大
tofubeatsっぽいメロディアスなポップ。甘いカッティングの耳当たりが心地よい。
日常を前向きに変えてくれる温もりある歌詞、韻は踏んでないけど肩の力を抜き気味のゆるいラップ調の進行。とにかく超絶オサレだ!!個人的には一番グッときました。
歌い出しのみりんちゃんがなによりキャッチーです。
11.「Dem Dem X’mas」
作詞:浅野尚志 作曲:浅野尚志 編曲:浅野尚志
でんぱのクリスマス曲!いよいよ冬にたどり着きました。
ビッグバンド風スウィングジャズがこれまでのでんぱ組楽曲からの変化を感じさせます。
12.「ムなさわぎのヒみつ?!」
作詞:NOBE 作曲:三好啓太 編曲:三好啓太
キティちゃんとのコラボが印象的だったCMソングですね!
「惑星★聖歌」を作曲した三好さんの曲。このアルバムは三好さんのセンスが光ります。
13.「キボウノウタ」
作詞:NOBE・青山 亮 作曲:青山 亮 編曲:釣 俊輔
エモ過ぎ注意法発令!ライブで聴いたらオタ号泣しそう。
これまでのバラードで一番グッときたかも。転調まで入っていて感動がヤバいですね。
エモい曲のもがちゃんの声は映えますなあ。。
14.「ユメ射す明日へ 」
作詞:浅野尚志 作曲:浅野尚志 編曲:浅野尚志
「キボウノウタ」でエモくなった雰囲気にさらに拍車をかける魂を揺さぶる応援ソング。
さすがの浅野クオリティ。終盤の盛り上がりが何も言えないくらい良い。
15.「あした地球がこなごなになっても」
作詞:浅野いにお 作曲:釣 俊輔 編曲:Tom-H@ck
アルバムの大トリは「あした地球がこなごなになっても」。
「キボウノウタ」→「ユメ射す明日へ」→「あした地球がこなごなになっても」の流れは、勝利の方程式ですね。ライブでも是非この流れを再現してほしい。
でんぱ組のオサレ路線はこのあたりから始まった気がします。改めて聞くと作り込まれた良曲ですね。
アルバム全体の感想!!
「GOGODEMPA」は期待を裏切らない圧倒的な出来だったと思います!
聴きごたえたっぷりのボリュームなのに、違和感のある曲が一つもなかったというところにクオリティの高さを感じます。
以前も同様のことを書いたのですが、「WWDD」以前の曲と比較して、6人の歌唱力・パフォーマンスは以前より断然パワーアップしているのに加え、「曲のテーマ・構成・ターゲット」などの音楽性そのものに修正が加えられており、でんぱ組の音楽の幅がいっそう増していることを実感しました。
2014年の「サクラあっぱれーしょん」までの”ピコピコアキバサウンド路線”から、「おつかれサマー!」以降の”新機軸カジュアルオサレ路線”に移行してからの、でんぱ組の新しい魅力がたくさん詰まったアルバムだと思います。
ただ、個人的には従来路線も大好きなので、このアルバム以降どう舵を切っていくのか、これからのでんぱ組の方向性も気になるところですね。
とにかく、このアルバムは聴き応え十分の名盤だと思いますので、気になる方は是非ともチェケラしてみては!!
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