やあやあ、能ある鷹h氏(@noaru_takahshi)だよ。
私は人を褒めるのがかなり苦手です。どちらかというと積極的に人をけなしにかかる方。仮想敵(ライバル)をたくさん作って、負けないよう自分を奮い立たせるタイプです。
人の良いところを見ずに、嫌なところを見る。粗探しを始める。器量のなさが表れております。人間的には、卑屈で闇深いタイプですね。。。
そんなわけで、自分が褒められることもめっきり少なくなったわけですが、最近、どうにも人を褒めた方が、なにごとも結果的にうまくいくのではないかと、(今更ながら)思ったわけです。
そして、そのための練習の場として、ブログというのはかなり有用なツールなのではないかと。
今回は、そんなことを考えて、褒めるブログについて考えてみたいと思います。
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「褒める」ことのメリット
goo辞書によれば、「褒める」とは、
ほ・める【褒める/▽誉める】
[動マ下一][文]ほ・む[マ下二
人のしたこと・行いをすぐれていると評価して、そのことを言う。たたえる。「勇気ある行動を―・める」「手放しで―・める」「あまり―・めた話ではない」⇔そしる/けなす。
ということみたいです。
「褒める」とは、相手をよいしょすることではなく、「良いと思った行いを自分の言葉で良いと伝える」ということですね。
「いやーさすが◯◯部長!」なんて思ってもない太鼓持ちするのは、性格上かなり苦手なのですが、相手のしたことをよく観察して、心からその行為を「いいな」と認めてあげることで、本音の部分で褒められるような気がします。
「褒める」ことのメリットについて、以下の5つを考えてみました。
1.洞察力を鍛えるチャンスになる
人を褒めるためには、相手のことをよく観察して、良いところを探さなければなりません。
外見だけを褒めるのであれば、外から見るだけで良いですが、中身を褒めるには、相手に興味を持って、相手を知ることが必要ですね。大変ではありますが、自分の観察力を鍛えるチャンスになります。
2.表現力を鍛えるチャンスになる
いくら良いところを見つけられても、それをうまく言葉にしなければ、褒めたことになりません。
いかに相手に喜んでもらえる言葉を見つけられるか。それが重要です。
3.成長のきっかけになる
せっかく相手の良いところを見つけたのだから、自分が真似ができるチャンス。
パクれる部分は積極的にパクろう。素晴らしい点を取り入れた分だけ、自分が魅力的になります。ただしパクる時は敬意を持ってね。
4.相手と距離を近づける
褒めるとは、コミュニケーションの潤滑油。
褒められた相手は喜んでくれるため、人間関係がより親密になることが期待できます。
5.自分の印象もよくなる
人を褒めると、自分の印象もよくなります。
だって、相手のことをよく観察して褒めてくれる人に対しては、基本ポジティブなイメージになりますよね。
6.逆に褒められるようになる
ここまで期待するとかなり打算的ですが、人を褒めると、自分の観察力をアピールする機会にもなります。
その人の意外な魅力を指摘してあげたりなんかしたら、「この人はよく気付いているなあ。すてき!」と感心され、結果として、逆に褒められるようになるのです。すごいね!
ブログで褒める練習をしたい、3つの理由。
さて、褒めることのメリットを紹介したところで、なぜブログで褒める練習をする必要があるのか、私の考える理由は3つです。
1.褒める対象が無限にある
嫌いな人のことを褒めるのは難しいですが、ブログなら気になっている人物や好きな作品などをいくらでも褒めることが出来ます。その意味では褒める対象は無限大です。
単にすごいとか楽しいという感情だけでなく、自分自身がその相手のどの部分が好きなのか冷静に分析して、どう伝えたら多くの人に伝わるかを考える。そんな練習が出来る場ってそんなにないですよね。
2.うまく褒められると自己満足につながる
褒めた言葉が、多くの人に伝わっているかどうかは、実際のところ分からないですが、少なくとも自分の中で本当に思っていることを文章にして伝えられると、気持ちが良いですよね。
そしてプラス思考のことを考えると、自分もポジティブになった気がします。
3.実生活でも褒めるハードルが下がる
まだ実感はあまりないですが、いつもなにかを褒めようと思っていると、現実に対面する人についても良いところを見つけようとするのではないか。
「もし、○○さんをブログで紹介しようと思ったらなんて書こうかな」…なんて考えると、きっとどうやって紹介するかより観察するようになると思います。
最後に!!
よくよく考えると、人気がある人ってみんな褒めるの上手ですよね。息を吸うように褒められる人になったら、素晴らしいと思います。若干チャラい感じもしますが。。。
でも、褒めてばっかりで、相手の悪いところを見ずに、ただ太鼓持ちするだけでは、自分に嘘が生じていることになってしまうので、
- ステマはしない
- 自分の目で良いと思ったものを、自分の言葉で良いと伝える
この2点を重視して努力していきたい!!ネットの匿名空間では、ついつい物事をディスる方向の力学が働きがちですが、ポジティブでいる練習をしよう。