0歳児の赤ちゃんでも飛行機に乗れるの?新生児の健康への影響や搭乗時のコツ・注意点。

やあやあ、子供の可愛さに悶絶中の鷹h氏(@noaru_takahshi)だよ。

札幌での里帰り出産だった我が家の娘は、生後5か月にして既に6回飛行機に乗っています。(そのうち一回はまだお腹の中だけれども…。)

1度目は生後1ヶ月、そして2度目は生後3ヶ月。3度目は生後4ヶ月。

赤ちゃんの段階で飛行機に乗り過ぎではないかと友人や上司に指摘されましたが、幸いなことに今のところ健康面に問題はなくスクスクと育っています。

でも、初めて赤ちゃんを飛行機に乗せるときは、「赤ちゃんの健康は大丈夫なの?」「ギャン泣きして周りの人に迷惑なのでは?」など、『赤ちゃんを飛行機に乗せても本当に大丈夫なのか』という多くの心配事がありました。。

今回は0歳児の段階で複数回の飛行機搭乗をした我々の経験から、0歳児と飛行機に乗る時のコツや注意点について、経験をもとに得た知見をメモしておこうと思います。



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赤ちゃんを飛行機に載せる時の不安

まずは率直な飛行機に関する素朴な疑問に応えます。

Q:そもそも航空会社は、0歳児を受け入れてくれるの?

A:全く問題なく受け入れてくれます。

航空会社にもよりますが、大体生後7日~14日後から飛行機に乗ることが可能です。

ただし、生後間もない赤ちゃんは首も座っておらず、長時間の移動は大きな負担となることから、最低限1か月検診で健康に問題ないとの診断を受けた後、さらに可能であれば4~5ヶ月の首が座った段階で搭乗することが望ましいです。

生後7日以内の赤ちゃんについては、診断書など主治医の書面による許可の提示を必要とする航空会社もあります。また、健康への影響に問題がある可能性が高いことから、ほとんどの航空会社では生後48時間以内での搭乗は不可となっています。

ちなみに料金ですが、膝の上に2歳以下の幼児を乗せた場合は無料です。大人1人につき、2歳以下の幼児1人が膝の上に座ることができます。

国際線の場合は、2歳未満で膝の上に載せたとしても、大人の約10%の運賃が必要になるようです。各航空会社によって赤ちゃんが乗れる条件が違うので事前に確認する必要があります。

Q:母子2人で乗るからサポートがなくて不安…

A:大丈夫です。航空会社によりますが、ANAやJALといった大手航空会社であれば赤ちゃんに対して様々な配慮をしてくれます。

  • 簡易的なベビーベッドが置ける特別席がある
  • 2歳以下の子供連れは、優先的に搭乗させてくれる
  • 空きがあると良い席に移動させてくれる
  • エアポートサポートがある(電話で要予約)
  • 赤ちゃんにお土産プレゼント(ANA、 AirDoで経験)
  • 空港内でベビーカーが無料で借りられる
  • 機内に粉ミルクやお湯、紙おむつを完備している(忘れても安心!)
  • 枕と毛布が無料で借りられる(特に枕があると安心)

などなど、新幹線やフェリーといった交通機関と違って、飛行機では赤ちゃんに対しての特別なサポートがあるのです。詳しくはANAJALのサイトをご覧あれ。

ただし、母子二人の場合はやはり移動も大変ですので、もし荷物が多ければ事前に移動先に送っておき、出来るだけ軽装で飛行機に乗ることをオススメします。

Q:赤ちゃんが飛行機に乗っても体調は大丈夫なの?

A:我々も悩みました。飛行機内は乾燥してウイルスとか多そうだし、雲の上は放射線量が多いとも聞くし、気圧の変化で中耳炎になるって聞いたこともある。そんな環境に赤ちゃんを連れて行って大丈夫なのか。

以下、赤ちゃんの健康リスクについて調べたことをメモしておきます。

<ウイルス感染症のリスク>

飛行機の機内は長時間のフライトの場合、湿度20%以下になるそうです。えらい乾燥してますね。

乾燥する冬の季節に風邪やインフルエンザが流行することから分かるように、乾燥した環境はウイルスに感染しやすくなります。ウイルスは乾燥していると活発になり、遠くまで飛散するようになるし、のどの粘膜の水分が減少してしまうので、ウイルスが体内に入りやすくなってしまいます。

しかしながら、実は飛行機は常に新鮮な空気を機外から取り入れていて、機体の大きさにもよりますが数分間で全ての空気が入れ替わるようになっているのだそうです。

なので、席の直前の人がウイルスを保菌していてマスクもせずに絶えず咳を繰り返していたり、ウイルス保菌者の隣の人が触ったモノを直接触れたりしない限り、それほど感染症のリスクは高くないのではないかと思われます。

ただし新生児期の赤ちゃんは体力も免疫力も弱いため、機内では、赤ちゃん用のマスクをつける、赤ちゃんのそばにぬれタオルを掛けておく、マメに水分補給をしてのどの乾燥を防ぐなどの対策をしておくとより安心です。

<脳や心臓への負担リスク>

高度1万mでの機内の気圧は約0.8気圧となります。それに伴って空気中の酸素濃度も地上に比べると約80%となります。

これにより血中酸素濃度は90%前半まで低下します。これが心肺機能の未発達な新生児にとっては負担となる場合があります。

酸素濃度の低下

気圧の低下に伴い機内酸素分圧(空気中の酸素の圧力)も地上の約80%となります。呼吸器の障がい、心臓の障がい、脳血管の障がいや重症貧血などは酸素濃度の低下により影響を受けます。また、妊娠後期の妊婦や新生児にも酸素不足が悪影響をおよぼすことがあります。

引用元:JALプライオリティゲストサポート

新生児は「出生後28日未満の乳児」を指します。不要不急の場合は、最短でも生後1ヶ月経過して1ヶ月健診を受けてからの方が安心して飛行機に乗れると思います。

<放射線被ばくリスク>

航空機による放射線被曝の安全性とリスク|All Aboutによれば、”放射線治療の対象になることがある悪性腫瘍と、おなかの中にいる胎児には似た部分がある”そうです。

人体は放射線による活性酸素の産生に対し、活性酸素を消去する機構が働きますが、母体内で細胞分裂が早い時期の胎児の場合、遺伝子の修復機構が追いつかない可能性があると考えられています。

妊婦のお腹の中にいる胎児はすごいスピードで細胞分裂を繰り返して成長しており、生まれた後の赤ちゃんも急激に成長しているため大人よりも細胞分裂が活発です。

つまり胎児や乳幼児は大人よりも放射線感受性が高く、同じ線量の被ばくを受けたとしても大人よりも影響が大きいと言えます。

とはいえ、飛行機に乗った程度の少量の放射線の場合は、一定期間で細胞への損害は回復するので、毎日のように赤ちゃんと飛行機に乗っているというような場合でもなければ、それほど気にすることではないのではと思います。

ただし、安全性に絶対はないので、特に細胞分裂の早い胎児がお腹にいる妊婦さんの場合は長時間の航空機に乗るのは極力避けた方がいいかもしれません。

<中耳炎のリスク>

大人でも飛行機の離着陸時に気圧の変化で耳がおかしくなることがありますが、赤ちゃんはそれに耐えられるのでしょうか。

離着陸時、機内でぐずる赤ちゃんの声が聞こえてくることがありますよね。これは赤ちゃんの耳がおかしくなったことが原因ではないかと思います。

大人であれば「耳抜き」をすることで耳の不快感を直すことが出来ますが、赤ちゃんは自力で耳抜きすることができません。この気圧調整(耳抜き)が上手くできないと鼓膜を痛めたり、「航空中耳炎」という病気になったり、本当にサイアクな場合は鼓膜破裂の危険性もあるそうです。怖いですね。

これは、我々が赤ちゃんの耳抜きをサポートしてあげることで解決できます。具体的には「赤ちゃんのあごを動かす」。これです。

離着陸時は子どもに飲み物をあげると良い、とよく聞きますよね。赤ちゃんは口に何かを咥えることで安心感を得るという特徴がありますが、それだけでなく、口に何かを加えることで耳の気圧調整をすることができるのです。

耳抜きのためには「離着陸時に授乳をする」というのが効果的です。おっぱいや哺乳瓶を吸うことで、耳抜きにもなり、気持ちも落ち着きます。

注意点としては、あんまり焦らないこと。離陸も着陸も意外とゆっくりなので、タイミングを見計ってください。早めに飲み物を与えて赤ちゃんがぐっすり寝たらラッキーですけどね。

飛行機搭乗の際の注意点、コツ

さて、多少不安が解消されたところで、飛行機搭乗にあたっての注意点をメモします。

席は一番前か一番後ろがオススメ

赤ちゃんと一緒に飛行機に乗る時、席選びは非常に重要です。

オススメは「一番前」か「一番後ろ」の席です。

一番前の席は早く乗り降りが出来ますし、前に人がいないため赤ちゃんがぐずった時に迷惑の度合いを軽減することが出来ます。また一番前の席は座席前面の部分が広くなっていることもあります。

しかし、格安航空機の場合、機体の前の席は割高な料金設定の場合があります。通常の航空機でもビジネスやファーストクラスが前にある場合なんかもありますね。

そんな時は、一番後方の席がオススメです。乗り降りが遅くなるのであまり人気がありません。トイレにも近く、客室乗務員さんも近くにいる場合が多いです。乗る際は優先搭乗があるのでそれほど不便ではないですし、特に母子だけで搭乗する場合は、後方席が楽なのではと思います。

ただし、もしベビーベッドが併設されている席があればそちらを取るのも良いですね。席数としてはかなり少ないので、早めに席の予約をする必要があります。

廊下側の席だと赤ちゃんの世話がしやすい

飛行機は通常窓側の席の方が人気です。空から街の風景を眺めるのはとてもワクワクしますよね。

しかし、赤ちゃんがいる場合は廊下側の席をオススメします。その理由は、

  • 出入りがしやすい
  • 客室乗務員さんを呼びやすい
  • 廊下であやしたりトイレに連れて行ったりする時に隣の人の迷惑になることがない
  • 日差しが入って赤ちゃんが起きるリスクが少ない

といったことが挙げられます。

また廊下側の席の方が席の予約を取りやすいというメリットもあります。

席の予約はお早めに

飛行機はあっという間に良い席が埋まってしまいますので、早めの予約が一番です。真ん中の席になった場合は、周りにもご迷惑をかけてしまう可能性が高くなるので、ご注意ください。

しかし、もし予約が遅くなって、変な席になってしまった場合や、不運にも夫婦バラバラの座席になってしまった場合でも、他の席に余裕がある場合は、航空会社が配慮して並びの席にしてくれることがあります。これも子育て世帯への嬉しい配慮ですね。

赤ちゃんの生活リズムに合わせよう

赤ちゃんの生活リズムを出来るだけ崩さないような飛行機の便を予約しよう。

睡眠や食事のタイミングなど赤ちゃんの普段の生活リズムに合わせて、飛行機の中でなるべく寝てくれるように予定を組むことは、お母さんも赤ちゃんにも負担が少なくなります。

特に夕方はぐずりやすいので気をつけるべき!また、極端に朝が早かったり、極端に夜遅い便も赤ちゃんの生活リズムが崩れるので避けた方がいいかもしれません。

空港には早めに到着しよう

国内線の場合、出発時刻15分前ギリギリに駆け込むことも出来なくはないですが、子供連れの場合は出来るだけ余裕を持って空港に着くことをオススメします。

もしベビーカーを使用していた場合は預け入れなければいけませんし、飛行機に乗る前に赤ちゃんがぐずりだす可能性もあります。

搭乗前に非常用の粉ミルクを用意したり、おむつ替えをしておいたりする必要もあります。いずれにしても子連れの場合は何が起きるかわからないので、余裕をもって空港に到着することに越したことはないですね。。

周囲の人には挨拶をしておこう

着席したら回りの方に簡単に挨拶しておくと、泣き出してしまってからの対応が楽です。

ぐずっている赤ちゃんをあやしながら、一言「すみません」と声をかけるだけでも、理解してもらえます。細かいですが意外と大切です。

荷物は最小限にしよう

飛行機の機内はとても狭いので、手荷物が多いと足下に置けません。

かと言って、赤ちゃんがいる中で棚に上げるのは大変です。出来るだけ手荷物はコンパクトにしておくべきです。

赤ちゃんをあやすためのおもちゃやおしゃぶり、哺乳瓶などのアイテムはポーチに入れておいて、すぐに取り出せるようにしておきたいですね。

うんちをしたら、オムツ替えをしよう

飛行機に乗る前にオムツ替えをしておいたとしても、赤ちゃんは好きな時にうんちをします。

飛行機の狭い空間で、赤ちゃんがうんちを始めたら、周囲の人のためにもオムツ替えをした方がよいと思います。

飛行機のトイレにはオムツ替え台がない場合もあります。その場合、トイレのふたを締めて、その上でオムツ替えをしないといけません。

事前に乗る飛行機のオムツ替え台の有無は確認しておくとよいかもしれません。

機内に持ち込むべきアイテム

最後に、機内に持ち込んでおくと便利なアイテムをご紹介します。

オムツとおしりふき

普段使い慣れたものを用意。飛行時間2時間程度の場合、オムツは2、3枚程度でしょうか。

機内では身動きが取りにくいので、搭乗前に授乳やおむつ交換を済ませておくことをオススメします。

粉ミルク+哺乳瓶

飛行機内ではお湯を出してくれるので、粉ミルクと哺乳瓶をもっておくだけで大丈夫です。

しかしながら、事前にミルクを作ってから搭乗すると、ミルクが必要になった時にちょうどいい感じに冷めているので、作っておくことをオススメします。

まあ、機内の冷蔵庫で冷ましてもらうこともできるので、大きな違いはありません。

もし授乳する場合は授乳ケープを忘れずに!

赤ちゃんの着替え(1セット)

赤ちゃんはミルクをはいたり、うんちがおむつから漏れたりして何かと服が汚してしまいますよね。替えの衣類を持っておくと安心です。

おしゃぶり、おもちゃ

赤ちゃんが不機嫌そうな時にはおしゃぶりやおもちゃで機嫌を取り戻そう。

おもちゃはあんまりシャカシャカうるさくないものにしましょう。赤ちゃんよりおもちゃがうるさいということになりかねません。。

ウエットティッシュ

機内でもらうことも出来ますが、空港内で使うこともあるので、携帯用のものをカバンに忍ばせておきましょう。

ビニール袋

汚れた衣類やゴミ、オムツなどなんでも入れることが出来ます。複数枚持っておくと便利。というか必須。

抱っこ紐

ベビーカーを使わない場合は必須アイテムですね。

離着陸時も含めて、飛行機内でずっと使用できるので、赤ちゃんがグズったときの対処に便利です。

最後に!!

以上、赤ちゃんの飛行機搭乗にまつわる様々な知識をメモしてみました。

まとめると、飛行機に乗るときは最低限、1ヶ月健診が終わってからがベター。

出来れば4~5ヶ月以上で首が座ってからの方が安心、ということでしょうか。

もちろん、生後1ヶ月以内でもどうしても飛行機に乗らねばならない理由があるのなら、気負わずに迷わず飛行機を利用すればよいと思います。航空会社も手厚くサポートしてくれますので堂々と利用しましょう。

旅の目的と赤ちゃんの健康やストレスとのバランスで飛行機を利用するか否かを判断すればよいと思います。

皆様の赤ちゃんとの初めてのフライトが上手くいきますよう、心よりお祈りしております!


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鷹h氏 (@noaru_takahshi) の戯言

鷹h氏
実は来月にも飛行機に搭乗予定です。(乗りすぎかもしれない。。。)

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