【感想】名作ゲーム達の偉大さに感服!「GAME ON~ゲームってなんでおもしろい?~」展@日本科学未来館が面白い。

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やあやあ、生粋のゲームっ子、鷹h氏(@noaru_takahshi)だよ。

3/2から5/30まで科学未来館にて『GAME ON~ゲームってなんでおもしろい?~』展が開催されているという情報を聞きつけました。

この展覧会、30年前の初期のゲームから、最先端のゲームに至るまで、あらゆるジャンルのゲーム機・ゲームソフトが勢ぞろいし、しかもそれを体験できるのです。

ゲーム少年だった私としては、チェックするしかない!という衝動に駆られて早速行ってみることに。

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この展覧会を見て、「やっぱりゲームって、人の叡智が詰まった、素晴らしい経験だ!」という小学生の時に感じていたアツい気持ちがふつふつとわき上がってきたので、感想を多めにレポートしたいと思います。

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展覧会がどういう内容か知りたい人は、こちらのサイトに詳しく載っているよ!!

 



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『GAME ON~ゲームってなんでおもしろい?~』展の感想!

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ゲームって割と「悪」にとられることが多いじゃないですか。

 

限られた人生をゲームなんかで無駄に消耗してどうするんだ!

子供にゲームをやらすから、目が悪くなったり、頭が悪くなったり、いじめが多くなったり、最悪殺人事件のようなものにまでつながるのだ。

スポーツをしたり、小説を読んだり、音楽を聴いたり、芸術を眺めたりして、文化的な教養を身につけることこそが、人間としてあるべき素晴らしい時間の使い方なのだ!!

みたいな批判ね。

 

それは、ゲームの素晴らしさをなんもわかっちゃいない人の意見。ゲームの側面のほんの一部を誇張してしゃべっているだけ。

 

そんな人にこそ、本展覧会を観て頂きたい。

この会場に集められているのは時代をつくってきた「名作ゲーム」たち。この展覧会には、ゲームに対する世間的な風当たりの強さを吹き飛ばすほどのエネルギーと喜びが満ち溢れているのだ!

 

この展覧会で感じた名作ゲームの条件

名作ゲームをプレイすることは、時間の無駄なんかではない。間違いなく人生を豊かにしてくれるもの。なぜなら、名作ゲームは以下のような特徴があるからだ。

名作ゲームは、文化をつくる

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良いゲームは時に大きな社会現象を巻き起こす。

「スペースインベーダー」は、喫茶店で多くの人をゲームの虜にした。侵略してくる宇宙人とそれに対抗するプレーヤー。設定のアイデア、音声、宇宙人のデザイン、どれも魅力的だ。そうした一つ一つのこだわりが人々を釘づけにする「ゲーム」になる。

「たまごっち」は、女子中高生を中心に、空前の大ブームを巻き起こした。手に入らなくてもどかしい思いをした人もいるだろう。

 

名作ゲームは、心打つテーマがある

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良いゲームは、素晴らしい小説や映画のように、キャラクターが魅力的で、ストーリーが面白いし感動的だ。感情移入しすぎて泣いてしまうことだってある。

「FINAL FANTASY Ⅶ」は、キャラの魅力、ゲームシステム、先の読めないストーリー。どれをとっても一級品だ。

「ぷよぷよ」は、単なるパズルゲームではない。登場する可愛らしいキャラクターが個性的で、それのキャラクターたちのやりとりが、この作品のキャッチーさを一段と高めている。

 

名作ゲームは、特別な達成感がある

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良いゲームが提供する「成長する楽しさ」「達成する楽しさ」は、現実よりもとてもわかりやすい。

「ポケットモンスター」は、モンスターを捕まえて、育て、対戦する。自分が手塩にかけて育てたモンスターで友人と対戦する。負けた時の悔しさは夢中になった人ほど大きい。

「ストリートファイター」は、格闘ゲームの金字塔と呼ばれる。個性的で魅力的なキャラクター、絶妙なゲームバランス、勝つために多くの人が必殺技のコマンドの練習を積み重ねたことだろう。

 

名作ゲームは、現実をサポートしてくれる

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良いゲームは、快感を伴った形で現実を模擬体験させてくれる。

「ウイニングイレブン」や「パワフルプロ野球」などのスポーツゲームは、その卓越したゲーム性はもちろん、実際の競技ルールを覚えるのにも役立つ。

「桃太郎電鉄」で日本や世界の地名や名産品を覚えた人も多いだろう。

「GT」でF1ドライバーのような気分で夢中で運転するのもとても素敵な体験である。

 

名作ゲームには、素晴らしい音楽がある

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ゲームの音楽は、作曲家が本気で曲を作っている。

「パラッパラッパー」は音楽の持つリズムの楽しさを、より万人にわかりやすい形で拡張した名作だ。

「どうぶつの森」のBGMは、とても優しくて何度聞いても心が踊る。ファンも多い。

「ドラゴンクエスト」のオープニングが流れたら、誰しもが高揚した気分になるに違いない。オーケストラのコンサートも行われている。

「ダンスダンスレボリューション」で、音楽に合わせて体を動かす楽しさを知った人だっているはずだ。

 

ゲームは双方向のコンテンツである

上記のように素晴らしい名作ゲームが勢揃いしている一方で、この展覧会では、「ゲームってなんでおもしろいのか」や「ゲームの未来」について、研究者・クリエイター・メディア記者などへのインタビューを行っている。その中で、たくさんの人がゲームの魅力について語っているので、一部紹介したい。

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ゲームって、体験生成器だったんですね。人生を複数生きるための装置だったのかもしれない。きっと昔は、それが本とかそういうものであったかもしれませんが。インタラクティブなもの、たとえばライブが今注目を集めているのは、インタラクティブなものはコピーができないんです。

「ゲームってなんでおもしろい?」p.70 稲見昌彦インタビュー

ーー対戦ゲームの会社から始めたということもふくめて、ゲームと他のメディアとの一番の違いははんでしょうか。

”双方向性”ですね。他のコンテンツは基本受け身だから、できあがったものは鑑賞するしかない。でもゲームの場合は、自分が何か操作を加えたことでフィードバックがありますよね。それが現実に近い。コンテンツは現実を人工的に切り出したものだと思っているので。でもゲームだけは体験そのものをパッケージングしている。僕がドワンゴという会社を作った時期と、MMOの『UltimaOnline』がでた時期はほぼかぶっているんです。会社を作ってなかったらUOやってましたよ。そっちのほうがよかった。現実はゲームだと思ってプレイしているんだけど、現実は本当にクソゲーだもん。面白くないですよ、こんなの。クソゲーですよ(笑)。

「ゲームってなんでおもしろい?」p.115  川上量生インタビュー

ゲームと他のコンテンツとの違いは「インタラクティブ」なところだと、東京大学の稲見氏もドワンゴの川上氏も語っている。そして、現実よりもゲームが良いとさえ言っている。これはとても面白い。

ゲームの面白いところは自分がゲームに働きかけながら、製作者の意図を感じ取るという、双方向性にある。素晴らしい小説や映画のような切れ味鋭い着眼点、素晴らしいプロットのアイデアはもちろんゲームにおいても重要だが、プログラミング・グラフィック・音楽といった数々な分野のクリエイターが、心血を注ぎこんで初めてゲームとして成立するものだとわかる。

 

最後に!!

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今回の展覧会で、最新のゲームでは、映像技術や表現の進化はもちろんであるが、より現実を相手としていることに驚いた。

話題のプレイステーションVRはもちろんであるが、バンドで演奏する喜びをより身近なものとして提供したり、スーパーカーを運転する体験がよりリアルになったり、現実世界を模擬体験するものとしてのゲームがどんどん進化していると感じた。また、「マインクラフト」、「ゲーム実況」に代表されるように、プレイヤーがゲームを通じて自分を表現するという、”表現の場としてのゲーム”のすそ野も広がっているように思う。

このように、ゲームの多様性は日進月歩で広がっている。

なのに、なぜゲームは小説や音楽、映画ほど、社会的の中で好意的に位置づいていないのだろう。

 

ゲームを嫌悪する人は、よく人生やお金を無駄にした気がするからという理由を挙げる。人生というゲームの攻略に一生懸命すぎるのだろうか。人生以上のゲームはいらない!ということか。

でも、ゲームをすることによって、我々が生きる上で役立つ知見を学べる機会になるし、私たちの現実世界がもっと多様で楽しいということを改めて認識できる場所となっている気がするのだけど。ゲーム内で自分が考えて行動して学ぶ知識は、小説や映画といった受動的な経験以上のものを私たちに与えてくれると思う。

 

この展覧会をきっかけとして、改めてゲームが文化的な作品の1つとして市民権を得るようになればよいなと思う。

 

<余談だけど、双方向という意味ではブログもゲームに近いなとは思う。下記に私見を書いているのでよかったら見てみてください^^>

当ブログの目標は、あなたの「クリエイティブ欲」に火をつけることだ!!

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鷹h氏 (@noaru_takahshi) の戯言

鷹h氏
過去のゲームを懐かしむ展覧会のようで、未来について考えさせられる展覧会でした。

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