テクノロジー×アートが投影する未来!時代の先を行く10組の天才メディアアーティスト!

やあやあ、能ある鷹h氏(@noaru_takahshi)だよ。

最近、個人的に気になっているのが、テクノロジーを駆使した現代アート。

ほら、チームラボとか、大人気じゃないですか。巷で。

ああいうのって「メディアアート」っていうらしいんですよね。

 

「メディアアート」と聞くと、最先端のテクノロジーを使って、演者や観客とインタラクティブに反応したり、プロジェクションマッピングといった現実世界を巻き込むような空間演出を行うような仕組みをイメージします。

最近だと「文化庁メディア芸術祭」が注目されているため、それに関連しているのかなーとも思ったり、リオオリンピックの開会式や閉会式はメディアアートなのかなーとも思ったり、結局のところよく分からない!!

カッコ良くてスゴそうなものだとは感覚的にイメージできるけど、実際問題「メディアアート」って何なの?

そんなわけで今回は、メディアアートについて、色々調べてみましたので、メモしておこうと思います!



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メディアアートって何??

さて、早速メディアアートについての定義をwikipedia先生にお願いしましょう。

ニューメディアアート、メディアアート(New media art, media art)は、20世紀中盤より広く知られるようになった、芸術表現に新しい技術的発明を利用する、もしくは新たな技術的発明によって生み出される芸術の総称的な用語である。特に、ビデオやコンピュータ技術をはじめとする新技術に触発され生まれた美術であり、またこういった新技術の使用を積極的に志向する美術である。

この用語は、その生み出す作品(伝統的な絵画や彫刻など、古い媒体(メディア)を用いたアートと異なる新しい媒体(ニューメディア)を使う作品群)によってそれ自身を定義している。 ニューメディアアートは、電気通信技術、マスメディア、作品自体が含むデジタル形式の情報運搬方法といったものから生まれ、その制作はコンセプチュアル・アートからインターネットアート、パフォーマンスアート、インスタレーションといった範囲に及ぶ。

なるほどなるほど。簡単に言うと、「絵画や彫刻以外のアート」ということですね。メディアアートは近代美術以降の芸術であると。

でもこの定義だと、結構広いですよね。現代アートは大体メディアアートに含まれてしまって、個人的なイメージと合わない!

もっとほら、レーザーが出てきたり、霧に映像が投影されたり、そんなイメージなんだよね!こっちは!!

そんなモヤモヤは前田真二郎先生によって解消されました。

まず「メディア芸術」と「メディアアート」は違うというのがポイントです。2001年に文化庁が「映画、漫画、アニメーション及びコンピュータその他の電子機器等を利用した芸術」を「メディア芸術」と定義しました。これは「メディアアート」とは異なり、それらの言葉の意味や指している作品が分かりにくくなったかもしれません。

先に挙げた文化庁の定義のなかにある「コンピュータその他の電子機器等を利用した芸術」が、「メディアアート」です。空間全体にインスタレーションとして展示するもの、特別な機器を装着して体験するもの、インターネットで発表されるものなど形式はさまざまです。また、複数人で身体を使って楽しめる作品や、シリアスなテーマを読み解かせる作品など、鑑賞方法や印象もそれぞれ多様です。

メディアアートは、従来の美術とは違った新しい媒体(=メディア)による表現という意味も含まれています。ひとつの特徴として「装置を使った表現」と言えます。この考え方からいうと、ビデオや映像、そして写真までもが「メディアアート」としてとらえることができます。

装置を使った表現」っていう表現がとても分かりやすい!

レーザーとか、プロジェクターとか、これまでの古典芸術にはなかった装置を用いて表現や演出を試みるというのが「メディアアート」と言えそうです。

さらに後述する明和電機社長のブログにも面白いことが書いてありました。

メディアアーティストってなんだっけ?ということを考えていて、

「ゴボ天モデル」

というのが浮かんだ。

 

まず、中心にあるのが「科学技術」。

ここから、写真やテレビやコンピューターといった、

新しい「メディア技術」が生まれます。

これがゴボ天でいう、「ごぼう」。

 

そしてそこから「メディアコンテンツ」が生まれ、大衆の中で

「ポップカルチャー」が生まれます。

マンガやアニメやゲームは、ここになります。

これがゴボ天でいう、「すり身」。

 

で。

 

メディアアーティストは、

「ごぼう」       を   モチーフにする人

「ごぼう+すり身」  を   モチーフにする人

に分かれる。

 

工学系メディアアーティストは、「ごぼう」系が多い。

アート系、デザイン系メディアアーティストは、「ごぼう+すり身」系が多い。

 

「村上隆氏はメディアアーティストですか?」

という問いを、このモデルで考えると、

 

欧米現代美術の文脈で、アニメをモチーフにし、絵を描いた

画人としての彼は、「すり身」だけをモチーフにしているので、

メディアアーティストではない。

 

しかし、オモチャのような量産、CG、アニメーションに

チャレンジしている村上隆氏は、「ごぼう」もモチーフにしているので、

メディアアーティストといえる。

となる。

ふむふむ、これはとっても分かりやすい。私のメディアアーティストのイメージは「ごぼう」系だなあ。

さらに真鍋大度さんが別の側面からメディアアーティストの定義を行っています。

僕は、モノづくりにはざっくり2つの種類があると思っているんです。1つは、広告やサービス、デザイン的な色合いが強い「問題解決型」、2つ目はアートやリサーチプロジェクトのような「問題提起型」のモノづくりです。「問題提起型」の作品を作っている人がメディアアーティストである、と僕は感じているかもしれないですね。

一般的にテクノロジー(ごぼう)はなにか問題を解決したり、ビジネスを効率化するために使用しますが、そのテクノロジーを「問題提起」に向けているのがメディアアートと呼んでも良いかもしれないですね。

例えば、VRという技術(ごぼう)があったとして、Playstation VRは「問題解決型」だけど、VRの3次元空間に絵を描くことができるツール「Tilt Brush」はメディアアート(ごぼう+すり身)という感じですかね。

時代をさきどる10組の工学系メディアアーティスト!

ということで、現代が誇る工学系メディアアーティストをご紹介します。全部実際に体験してみたい作品ばかり!!

1.落合陽一

落合 陽一(おちあい よういち、1987年9月16日 – )は、日本の研究者、大学教員、メディアアーティスト、実業家。筑波大学図書館情報メディア系助教 デジタルネイチャー研究室主宰。

今、「現代の魔法使い」と呼ばれる落合陽一さんがすごいのだ!!サンジャポに出演しているだけじゃないぞ!!

何がすごいってそのテクノロジーと表現の融合がすごい。落合陽一助教は、人間、自然、デジタルリソース(コンピューター)がシームレスにつながり合う「デジタルネイチャー」という世界観を提唱し、数々の注目すべき研究を発表しています。

その中でも、空中に立体像を描き、さわってインタラクションすることができる「Fairy Lights」という研究発表をおさめた動画は数十万再生を記録し、ネット上でも大いに話題になりました。

「いま一番重要なのは、どうやって社会の中にファンタジーを実装するかということ」

ピクシーダスト」という作品。音響浮揚技術を拡張することにより、自由な素材でできたものを任意の場所でものを浮かせ、3次元空間上の好きな位置に移動させ、さらにそれによるグラフィクスを形成することができます。

どの映像も実際に体験してみないと実感として分からないものが多いですが、どれも魔法のようなテクノロジーです。

コンピュータや電子回路といったデジタル装置だけでなく、コマやシャボン玉、虫眼鏡や万華鏡など古典的なアナログ装置を作品制作に用いることが多いのもイメージがしやすいですよね。落合さんは子どもの頃からシャボン玉が好きだったそうです。

2.ライゾマティクス(真鍋大渡、斉藤精一)

東京・恵比寿を拠点に活動する「Rhizomatiks」(ライゾマティクス)は、インタラクティブな広告プロジェクトや先鋭的なメディアアート作品で注目されるクリエイター集団。コマーシャルとアートを両立する稀有な存在です。

取締役の真鍋大度さん(大のPerfumeファン)は、「プロフェッショナル仕事の流儀」や「情熱大陸」にも出演したので、見たことある方もいるかもしれません。

リオ五輪の閉会式で披露された「トーキョーショー」は記憶に新しいところなのではないでしょうか。

このパフォーマンスの総合演出はMIKIKO先生、BGMは中田ヤスタカの「1620」、AR演出はRhizomatiks(ライゾマティクス)が担当し、彼らはPerfumeを支えている「チームPerfume」と呼ばれる最強チームの一員です。

世界最大の広告祭「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」でPerfumeのパフォーマンスが銀賞に輝いたことも記憶に新しいですね。

3.チームラボ

チームラボ株式会社(Team Lab Inc.)は、東京都文京区に本社を持つ、独立系のシステムインテグレート企業である。

東京大学発のベンチャー企業として知られている。ウルトラテクノロジスト集団を自称し、プログラマ(アプリケーションプログラマ、ユーザーインターフェイスエンジニア、DBエンジニア、ネットワークエンジニア)、ロボットエンジニア、数学者、建築家、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、CGアニメーター、編集者など、情報化社会のさまざまなものづくりのスペシャリストから構成されている。芸術を主体とした先鋭的なモノ作りを得意としている。

チームラボの魅力はインタラクティブな作品が多いところでしょうか。ライゾマティクスが圧倒的な完成度の高さであれば、チームラボは現実世界の拡張を感じる点が素晴らしいですね。

一度チームラボの展示は体験するとそのすごさが分かるかと思います。

「秩序がなくともピースは成り立つ」100台以上のスマートフォンを使ったインタラクティブな展示。

「Forest of Resonating Lamps」。人がランプの近くで立ち止まると、最も近いランプが強く輝き音色を響かせ、ランプの光が伝播していきます。人に呼応したランプの光は、二つに分かれ、それぞれ全てのランプを1度だけ通る一本の光のラインとなります。

4.ANTIVJ(オリヴィエ・ラツィ)

欧州を拠点に世界的に活動するヴィジュアルレーベル「AntiVJ」は、いわゆるプロジェクション・マッピングの領域を拡張する作品をつくり続けています。

これまでにポーランド、ヴロツワフの世界遺産建築「百年記念会館」を舞台にした「O(Omicron)」や、ジュネーヴの教会を舞台にした「ST GERVAIS」など、プロジェクションマッピングを用いた、人々の度肝を抜くような斬新なオーディオヴィジュアル・インスタレーションを披露してきました。

「PALEODICTYON」は、坂茂が設計を手がけた「ポンピドゥーセンター・メス」の建物のうねるような屋根をキャンヴァスに見立て、「Paleodictyon Nodosum」と呼ばれる謎の深海生物と、それを世界の海に追い求める深海生物学者ピーター・A・ロナの仕事にインスパイアされた映像を投射するというもの。

建物自体が有機的な形をしていますが、さらに未知なる生き物のようにゆらめき、うごめくさまが美しいです。

5.WOW

CMやVIといった広告における多様な映像表現から、さまざまな展示スペースにおけるインスタレーション映像、メーカーと共同で開発するユーザーインターフェイスのデザインまで、既存のメディアやカテゴリーにとらわれない、幅広いデザインワークを展開するスタジオ。

最近では積極的にオリジナルのアート作品を制作し、国内外でインスタレーション展示を多数実施しながら、映像の新しい可能性を追求し続けています。

特に注目を浴びたプロジェクトがこれ。

Connected Colors」は、リアルタイムフェイストラッキングの新作プロジェクションマッピングとして制作されたもの。「生命の共生」をコンセプトとしており、さまざまな色が混ざり合い、調和していく姿を、エレクトリック・メイクアップアートとして表現しています。

6.NAKED Inc.

株式会社ネイキッド(英語表記:NAKED Inc.)は、日本の東京都渋谷区に本社を置くクリエイティブ・プロダクション。1997年(平成9年)10月に村松亮太郎が設立。映像やインスタレーション、プロジェクションマッピングなど、人々の体験をデザインし、アート・デザイン・テクノロジー等の様々な分野の枠を超えた演出をしている。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ネイキッド(映像制作会社)

村松 亮太郎さんが代表を務めています。プロジェクションマッピングの大御所ですね。

東京駅丸の内駅舎の3Dプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」。

あまりの混雑となったため、会期途中でイベントが中止されたことで話題になりました。

7.Sputniko!

Sputniko!(スプツニコ、スプツニ子!、尾崎マリサ優美 1985年7月1日 – )は、ボストン、東京を拠点に活動する現代アーティスト。マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教(Assistant Professor テニュア・トラック) デザイン・フィクション研究室主宰。所属ギャラリーはSCAI THE BATHHOUSE。所属事務所はボン イマージュ。

日本人とイギリス人のハーフであるスプツニ子!。工学的アプローチによる数々の作品で世界を驚かせてきた人物です。人の本能を拡張するような作品で、物語性を持たせた発表の仕方も面白く、ついつい引き込まれてしまいます。

生理マシーン、タカシの場合」。実際にこのベルトをすると経血と電流による痛みで生理の体験が味わえます。発表当初は、ヨーロッパでの反響はとても大きかったそうです。

8.enra(ハナブサ ノブユキ)

enra(エンラ)とは映像とライブパフォーマンスの融合を表現する日本のパフォーミングアーツ・カンパニーである。映像作家の花房伸行と、加世田剛、横山真希、和多谷沙耶、汰椿、望月ゆうさく、石出一敬ら6名のパフォーマーによって構成。2012年3月1日に結成された。

映像とライブパフォーマンスが融合した独自の作品を発表するenra。

映像と見事な6人のパフォーマンスがぴったり合っているのですが、その映像を手掛けているのがハナブサノブユキ氏です。一度でもみたらもうその素晴らしさに感動してしまいます。

ももクロのライブ演出のプロジェクションマッピングを手がけたり、ダンスと映像をシンクロさせたKAGEMUなどといった舞台における映像演出など手がけており、非常に今後の可能性を感じる素晴らしい手法だと思います。

9.市原えつこ

大根を触ると喘ぎだす装置「セクハラインターフェース」や、ヒト型ロボットPepperの胸部を女性の乳房にアレンジした「ペッパイちゃん」の生みの親である、メディア・アーティスト。

市原さん曰く、「クールジャパン」と呼ばれるアニメとかアイドルとかポップなサブカルチャーではなくて、日本に元々ある、男根崇拝の神社とか秘宝館とか、そっちのねっとりとした文化を押し出したいと考えているそうです。

独自の視点からのアプローチとテクノロジーの融合が日本人らしくて、これからの活躍がとても楽しみです。

10.明和電機

明和電機(めいわでんき、Maywa Denki)は、土佐 信道(とさ のぶみち)プロデュースによる、中小電機メーカーに偽装した芸術ユニット。所属事務所は吉本興業。作品制作のほか、音楽活動、舞台パフォーマンス、タレント活動も行っている。

新しいプロダクトをつくってパフォーマンスを続ける明和電機。一見馬鹿げているように見えて、新しいものを発明しようと頑張る中年の姿にワクワクします。

明和電機ライブパフォーマンス、マジで見に行きたい。

最後に!!

以上、最近話題になっているメディアアーティストをご紹介しました!

科学技術(プログラミングや電子デバイス)をベースとした表現、彼らの理知的な振る舞いと未来への鋭いまなざし、なにより「何か面白いことをやってやろう」という意気込みに私は感動してしまいました。

作品からも「自分がやっていることが楽しい!」ことが伝わってきますね。ワクワクします。

アートには社会問題を問うたり、人をワクワクさせる力がありますが、メディアアーティストはテクノロジーを駆使して、より伝わりやすい表現で作品を作っていると感じました。

メディアアートの持っている演出性はこれからのアートイベントでも主流になることは間違いないでしょうね。

こういう作品は映像で見てもあまり実感がわかないので、とにかく実体験をすることが大事!!

もし体験できる機会があれば一度参加してみると、メディアアートの面白さが分かるんじゃないでしょうか!!


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鷹h氏 (@noaru_takahshi) の戯言

鷹h氏
全体的に気鋭のクリエーター感が出ていましたね。気になったアーティストは他の作品も見てみると良いと思います!

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