さて、最近のアクアポニクス状況についての日記。
開始して2週間。いくつか、出来事がありました。
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出来事1:藍藻(シアノバクテリア)が発生
一度出たら猛威を振るう、インフルエンザのような厄介者、シアノバクテリア。
藍藻の概要・原因・対処法については、こちらのサイトをご参照。。
新たにシステムをつくるにあたって、たくさん水替えもしたし、考えられるとすれば、
- 「自動給餌」システムに切り替えたこと(餌の量が多い)
- 床のソイル材の汚泥化
の二つの要因が考えられます。
1.「自動給餌」システムに切り替えたこと(餌の量が多い)
鷹h氏が土日に部屋を空けることが多いという都合上、
どうしても給餌を自動化する必要があると思っており、以下のアイテムを購入したことが発端です。
![]() ニッソー オートフィーダー 自動給餌器 ニッソー 関東当日便 |
ところが、この製品、小型魚が摂取する量の調整がなかなか難しい。。。
餌の量の調整弁の目盛を最小にすると、餌が出てこない。
→ちょっと目盛を増やしても出てこない。。。
→思い切って調整弁を大き目の目盛に。
→試しに回転させてみる。
→うぃーん
→とんでもない量の餌が出てくる
→Oh…水面が餌まみれに。。。。
という結果に。
頑張って回収するも回収しきれず。結果、相当水を汚すことになってしました。
2.床のソイル材の汚泥化
ソイルを使い始めてから、約1年が過ぎ、汚泥化が進んでおります。
シアノバクテリアは嫌気性の環境に発生しやすいということであり、
確かに鷹h氏の水槽にも床部分に多くシアノバクテリアが発生していることが多いため、
この汚泥による影響が大きいのではないかと考えております。
聞くところによると、ソイルの寿命は約1年。そろそろソイルの交換時期でしょう。
出来事2:熱帯魚水槽と野菜水槽をつなぐポンプの不具合
![]() 50Hz エーハイム コンパクトポンプ 600 50Hz(東日本用) 関東当日便 |
上部水槽の購入時にセットとなっていた「エーハイムのコンパクトポンプ600」。
当初は水の流量いもよく、スムーズに下部水槽と上部水槽を結んでいたのですが・・・
数日たつと、明らかに水の勢いが弱い。。
でも初運転からわずか数日でモーターが調子悪くなることも考えにくい。
1週間経つとほとんど水が出なくなってしまいました。
これはおかしいと、モーターを開封したりしてみて、調査開始。
結果、野菜水槽の床材「ハイドロボール」がポンプに詰まっているということが判明しました。
パイプクリーナーにて、ポンプをお掃除。
お、大分調子がよくなってきた。
良い感じに水が出るようになりました。
ところが。
3連休、部屋を空けていたのですが、帰ってきたら大変なことに。。。
上部水槽のハイドロボールが流されてしまっています。
そして流されたハイドロボールは下部水槽になだれ込んでいる。。
どうやら、ポンプのつまりがとり切れておらず、
その後、なんらかのタイミングでつまりがとれて水の勢いが増してしまったと考えられます。
ルッコラもだいぶ育ってきたのに。。。
購入したハイドロボールが割と浮きやすく、目詰まりを起こしやすいことが根本的な原因かと。
出来事3:大幅なリセットを検討
水槽がだいぶはちゃめちゃな状態になっている一方で、シアノバクテリアは現在も活発に繁殖しており、下部に落ちたハイドロボールにも浸食を始めています。
あな、おそろしや。。。
ということで、汚泥のこともあるし、ハイドロボールのこともあるので、近日中に大幅なリセットを検討しております。
立ち上げて2週間ですが笑
こ、こういうのは、試行錯誤が大事だよね!!!
でもルッコラもイチゴもこの環境で勢いよく成長しているところをみると、アクアポニックス計画、意外と良い線いっているかなと、勝手に思っております。
またリセットしなおしたら、改めてご報告したいと思います。