約4か月ぶりのアクアポニクス日誌の更新です。時間が空いてしまいましたが、アクアポニクス日誌9回目です。
前回記事は以下のとおり。
アクアポニクス日誌⑧<メロン、スイカが発芽した!成長が遅いので肥料を入れてみる>
この間、あんまりスイカとメロンが育たなかったことや、引越し等色々ありまして、一旦水槽をリセットし、抜本的に環境を作りかえることにしました。
今回も複数トピックについてご報告していきます!
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1.スイカが急成長!花も咲いたよ
4月に芽を出してから一向に葉っぱが増えなかったメロンとスイカ。
しかし枯れるわけでもなく、現状維持状態が続いておりました。
栄養がたりないのかなと思い、固形肥料を与えると、下部水槽でスクリューバリスネリアが大繁殖+苔が大量発生。。。そっちには効果なくてよいのに!!
栄養環境についてはしっかりと研究する必要がありますな。

ところが7月に入るとスイカが急成長!室内栽培とはいえ、やはり時期柄育ちやすいんですかね。
ツルは伸びるわ、花は咲くわでこのまま実もなるかと思ったんですが、このタイミングで部屋の退去が決定。。。アクアポニクス自体を引越しさせなければいけないことになりました。。
2.水槽のリセット・引越し
水槽の引越しを実施しましたが、これが結構大変でした。。。
水を入れっぱなしのまま運べれば一番簡単なのですが、重量や水の管理の問題からかなり難しく、工夫が求められます。
具体の引越しについては以下の記事にまとめました。

3.新水槽の構想を練る
引越しもひと段落して、ようやく生活も落ち着きつつあるので、次の構想を練ろうと思います。
これまでのアクアポニックスの経験を踏まえると以下のような問題がありました。
- 上部水槽へのポンプを一日中稼働させる必要はないのでは。
⇒一時間あたり30分くらいの稼働に変更。
- 上部水槽の植物にいく栄養が少ないのではないか。
⇒下部水槽の水草を減らし、生体を増やす。
- 上部水槽と下部水槽のデザインの統一感がない。
⇒アクアポニックスにもっと美しさがあればインテリアとしても有用なのではないか。
この反省を踏まえて今回は「シンプル&エレガント(?)」をテーマにアクアポニックスとしての機能性と美しさに特化したレイアウトを考えることにしました。
まず大きな方針としては以下。
- 上部水槽では「野菜」栽培にこだわる必要なし。
⇒美味しい野菜を育てるには潤沢な日光と栄養が必要。通常の植物工場で育てているようなサニーレタスを数房作ったところであまりありがたみがないし、クレソンやハーブといった強い生命力の野菜であればアクアポニックスでなくとも普通の水耕栽培で簡単に栽培できるため。
- 上部水槽も見栄え重視で植物を栽培する。
⇒アクアテラリウムと一緒じゃないの?という突込みがありそうですが、アクアテラリウムは水槽部分と一体になったジオラマを目指すのに対し、今回の提案では上部水槽は下部水槽の浄化槽であるというルールのもと上部水槽の植生について考えます。観葉植物やお花も栽培対象。つまり水の浄化作用の強い生命力のある植物を育てたい。
- メンテナンスのしやすさを重視する。
⇒長く美しいアクアポニックスを続けるためにメンテナンスのしやすさは最も重要。掃除のしやすさと水替えのしやすさを大事にしたい。
- 下部水槽と上部水槽のデザインテーマを統一する。
⇒市松模様のレイアウトにしたら統一感があって可愛くなるのでは。しかもデザインの変更も容易だし!!
以上のコンセプトを踏まえ、参考にするモチーフはこちら↓。
「東福寺」のお庭です!こんな感じのお庭がアクアポニックスで再現できたら素敵なのでは!!
最後に!!
ということで上記のレイアウトに必要なものをいろいろネットでポチってみました。
苔の部分はウィローモスでいけそうかな。
![]() (水草)ウィローモス(無農薬)(1パック) |
今回は思いつきで色々書いてみたので、次回以降はアイデアを修正していきながら実際に考えたレイアウトを実践してみたいと思います!!乞うご期待!!